【感想・ネタバレ】バイアウト 企業買収のレビュー

あらすじ

金儲けを第一主義に、敵対的TOBなどで世間の注目を集める相馬ファンド。相馬との念願の取引にこぎつけた外資系証券会社の広田美潮だったが、買付を依頼された銘柄は、皮肉にも幼い頃自分を捨てた父の音楽会社だった。また相馬だけでなく他三社がTOBを仕掛けてくる異常事態発生。生き残りをかけた熾烈な戦いが始まった。金儲けは悪か? 企業の価値とは何か? 日本経済の希望を書き続ける著者渾身の長編小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語後半の展開が急過ぎて、無理やりドラマチックな展開に持っていってるように見えた。

「バイアウト」というタイトルとは異なり、主人公の相馬がやっていることは企業アービトラージに近い投資手法。

企業再生を目的としない企業買収ファンドもあるために、業績不振の企業の株価を下落させる事のみを目的とする空売りファンドの方が市場での存在意義は大きいかもしれない。

0
2011年07月30日

「小説」ランキング