【感想・ネタバレ】乱気流 下 小説・巨大経済新聞のレビュー

あらすじ

ワンマン社長の独裁体制のもと、全国紙・東京経済産業新聞社は混迷を深めていた。ついには子会社の手形流出という仰天の事態が発生。架空発注で手形を乱発し裏金作りにあてていたのだ。バブル経済を煽ったとの批判を受けつつも、日本経済の発展を支えた誇りまでかなぐり捨てるのか? 心ある新聞記者たちの、醜聞にまみれた経営陣との闘いが始まる! マスコミ経営の内実を暴き、報道の倫理と責任を鋭く問う、経済小説の真骨頂。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日経新聞社をモデルに、過去の事件や会社の体質に鋭く斬り込んだサラリーマン小説。
この時代を生きていないからこその難しい部分はあれど、今も昔も変わらない、どこの企業にでもありがちな会社組織トップの腐った体質、ミドルの反発や立ち回りに暮れる様子がすごく巧みに描かれていて、そういった部分がとても面白かった

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2018年08月19日

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