あらすじ
人間が妖精を使役する、ハイランド王国。少女アンは、一流の銀砂糖師だった母を亡くし、あとを継ぐことを決意する。銀砂糖師とは、聖なる砂糖菓子を作る特別職のことで、王家勲章を持つものしか名乗れない。用心棒として、美形だが口の悪い戦士妖精のシャルを雇い、旅に出たアン。人間に心を閉ざすシャルと近付きたいと願いつつ、王都を目指すけど……!? 審査員全員が激賞!! 第7回小説大賞 審査員特別賞受賞作!!
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Posted by ブクログ
アンが可愛い。銀砂糖師になれなかったけど、ハッピーエンドです。
個人的には、シャルが好き。毒舌美青年(本当は優しい?)、タイプです。
続きに期待します。
Posted by ブクログ
評価が高くて気にはなってて買ってはいたけど、イラストが微妙だったんで、積読になってましたけど、コミックを読んでおもしろかったんで、やっと読み始めることにしました。
で、読んでみておもしろかったです。
最初は、「銀砂糖」とはなんぞや?妖精と人間の関係が人種差別を揶揄してる?って感じでしたけど、母親をなくしたアンと道中の護衛のために買った戦士妖精のシャルとミスリルの関係とかほんわかしてるし、前半全く重要人物と思っていなかったジョナスが後半悪役に転じて、想定外の展開になっていったり、ファンタジーなだけじゃないところが気に入りました。
銀砂糖師になれなかったアンの今後も気になるし、一気に読んじゃいそうです。
Posted by ブクログ
児童文学よりのティーンズノベルという感じで好みだった。世界観もよかったし、ヒロインの心情の表現がこまかくてよかった。ヒロインが、母親の死を銀砂糖と妖精たちとの関わりのなかでのりこえて、成長していくという一貫したテーマがみえる。物語の構成とテーマとがかなりまとまっている。個人的には悪役の彼が、好きなので、続編でもだしてほしい。
Posted by ブクログ
題名と表紙に惹かれて読んでみた
主人公のアンがまさかの15才なのにも、作品の世界では15才で成人というからもっとビックリ
それでも子供っぽさが抜けないのはやっぱり年のせいなのかな?
設定がせめてハイティーンだったらなぁと思わず無い物ねだり
登場人物が、主にキャラと関係性が、レヴィーローズと伯妖を足して割ったようなんだけど・・・いや、むしろレヴィーローズに伯妖っぽさが少し? なにせ似てる
そして登場人物の言葉の裏と展開が読めやすいところがちょっと残念だけど、話としては気になるし、結構続いてるみたいだからこの先も面白いのだろうと期待して、次も読んでみようと思う
てか妖精の羽が人でいう心臓と言いながらむしり取られても平気というのはどういう原理なんだ?
しかも強く掴まれると苦しくなるくせに、折ったり首に巻いたりしても平気って しかも飛ぶために必要なのにすごく柔軟・・・物理的にそんなの可能なの? それとも妖精さんの不思議ですか!?
気になるとこだけど、つっこんじゃいけないポイントなのかな?
それにしても、レヴィーローズシリーズが久々に読みたくなったんだけど、どうしてくれようか 手元にもないし、そもそも全部揃ってないのに