あらすじ
あの日、あの球場に、熱い男たちがいた。大歓声がナニワの空に渦巻く――。このとき、男たちは「伝説」になった!
大阪の朝は、野球の話で明ける。「見たか、ゆうべの阪神圧勝!」ファンの感涙、時代を輝かせた野球人と夢舞台、幻となった球団の栄華――。ベテラン記者たちが伝説の男たちの物語と、球団・球場の栄枯盛衰を活写。村山実、杉浦忠、門田博光、カズ山本など続々登場。貴重な談話で構成。レアな写真も多数掲載。
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Posted by ブクログ
文字通り、関西のプロ野球にフォーカスして語った一冊。
阪神、阪急、南海、近鉄の全盛期と、それぞれの時期にいた選手について記述してる。
特に大阪の球団に思い入れがない自分でも楽しめた。
Posted by ブクログ
関西の朝は野球の話で明ける。
「見た?昨日のタイガース。最後はヒヤヒヤやったけど、
まぁ、何とか勝って良かった、良かった!」
今でこそ関西の球団と言えば阪神だけど、かつては大阪から
半径30キロ圏内に、阪神・阪急・南海・近鉄と私鉄4社が
プロ野球チームを持ち、しのぎを削っていた。
野球ファンとして、今から思えば贅沢な時代だった。
それら4球団の栄華と凋落を、
伝説となった名選手を、
看板選手の奮闘ぶりを、
その舞台となったスタジアムを・・・、
日刊スポーツのベテラン記者が鮮やかに且つ丹念に描き出す。