【感想・ネタバレ】大学生のための「学ぶ」技術のレビュー

あらすじ

大学での勉強は高校までの勉強とは全然違う。だけど、誰もその勉強方法は教えてくれない。正解を探すのではなく、自分で答えを見つける=能動的に勉強する方法を、学生・大学関係者の中で圧倒的な支持を受ける著者が指南。先輩たちの体験談や、実際のレポート・論文を例にとり、わかりやすく解説。しっかり勉強すれば大学生活が充実するのはもちろんのこと、就活やその後の社会人生活にもつぶされない「基礎体力」が身に付きます。明日から使える勉強の実践的テクニック満載。新入生はもちろんのこと、勉強をやり直したい上級生にも役に立つ内容。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

大学の勉強が、もっと言うと大学生活が楽しくないのは「大学での勉強の仕方」「大学生活の過ごし方」を誰も教えてくれないからだと、その大学での学ぶ技術を伝えるために書かれた本。
「そんなこと、自分で勝手に身につけるべき」と言う人がいるが、それがわからず困っている学生がたくさんいるのは、まさに自分の学生のときにも当てはまる。自分が学生のときに読めればよかったが、今回は逆に学生に教える立場、指導する立場で読んでみた。

大学での勉強の意義、講義の選び方・受け方、テスト・レポート対策、情報の調べ方、っプレゼンテーション・議論の仕方、勉強の裏技で構成されている。間では数人の先人達のアドバイスが入っている。

「学生はすぐに聞きたがる。どうやったら、本当のことがわかるか考え続けなくてはならない。」特に共感できました。実習でも、わからないとすぐに聞いてきて、ヒントを与えても、結局は「わかりませんでした」という回答。こんな学生が多い。まあ、やる気がないだけか、、、。
って言いながらも、自分の学生時代も似たような感じだったなぁ・・・。どうやったら学生にやる気を出させるか、勉強に興味を持たせるかこの本から少しヒントを得れた。

情報を発するだけの学校の授業では、自分で考え、工夫するという能力の発展には劣っている。グローバルにみてもそういう能力が必要とされている。最近は、ゆとり教育世代の学生も増えてきたが、その学生達と接しても、ゆとり教育は大失敗だったと思う。ただ、自分で考える勉強の重要性に着目して、ゆとり教育を進めていたのであれば納得できる。そのためには、この本の内容のようなことができれば、ゆとり教育もうまくいったであろう。ただ、そのように教える技術が先生側になかったのではないだろうか。

0
2012年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

去年買ったまま一年近く放置してしまった。本当は大学入学当初に読むのが理想だけど、二年になる前でも意識が改まってよかった。やはり大学生が一番優先すべきことは勉強。講義だけでなく社会と関わることも含めてたくさん勉強しないとだめだ。現実としてなかなか難しいんだけど。他大学に行ったりはちょっと厳しい。レポート、プレゼンの仕方は具体的にどうこうという話はなくてあまり参考にならなかった。勉強に対する姿勢を刺激されたことが収穫。本はやっぱり読まないと。特に古典、学術的な難しいものを大学時代になるべくたくさん読みたい。

0
2013年02月22日

「学術・語学」ランキング