【感想・ネタバレ】塗仏の宴 宴の支度(3)【電子百鬼夜行】のレビュー

あらすじ

「俺個人がねえだと?」。胡乱な健康法を伝授する「長寿延命講」のからくりを暴き、嘯く“心霊少年”藍童子の言に刑事・木場の心は乱れた。折から富豪・羽田隆三の依頼に応じて伊豆下田に赴いた織作茜の前に再びあの男が現れていう。「しりたいですか」。それは新しい道ならぬ黄泉路へと茜をさしまねく声だった。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

黒い鬼のような虫のような「しょうけら」と「おとろし」
木場と覗かれる女・春子の物語と、茜の物語。

今回、印象に残ったのは縁側でお茶を飲む木場と京極堂。この2人だけってのは珍しいなと感じたので、何となくしっくりこない(笑)
なんだろう、どちらも比較的常識人なので、しっくりきてもおかしくないのになぁ。
商売あがったりだなと揶う木場と、来客が多くて本が読めないとぼやく京極堂のやりとりにちょっとまったりしました。

0
2013年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

木場刑事が出てくると何だか安心します。現実に戻ったような気がして。シリーズの登場人物の中で一番人間味があって共感出来るからでしょうか。
飲み屋の女将から厄介な相談を受けた木場は、面倒に思いながらも相談にのるのでした。そしてそれは繋がっていくのでしょうね、例の村の事件に。

そして織作茜の登場。吃驚しました。
『絡新婦の理』ではあまり好きではなかった彼女ですが、これからの活躍が期待出来そうだったのに残念です。

いろいろ広げられた謎がどのように解明していくのか、宴の始末が楽しみです。

0
2021年10月06日

「小説」ランキング