あらすじ
育児に積極的に取り組む「イクメン」と呼ばれる男性が増えています。しかし、共通の悩みは「時間のやりくり」。
本書は「働くパパ」のために、時間の使い方のルール、なるべく定時で帰るための仕事の効率化のツボ、パパが協力できる育児・家事のポイント、無理なくできる自己投資の方法などを紹介。これらを実践すれば、職場でも家でも頼れるパパに変わり、家族みんながハッピーになれます。
2児の父にして現役教員かつ人気ブロガー、料理人修業の経験もある著者が、多忙な日々の中で編み出した、とっておきの時間術を紹介します。
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Posted by ブクログ
今時、パパという存在は、仕事・家事育児・妻とのコミュニケーション、自己投資と役割は多く求められており、優先順位は、人それぞれでしょうが、なかなか大変なのは間違いありません。
時間術に関して5つの基本ルールから始まります
1.「時間のボーダレス化」でストレスフリーになろう
2.確実に物事をこなすために時間を「天引き」しよう
3.日々の効率化のためにいろいろ「仕組み化」しよう
4.「二毛作」をキーワードにして時間を有効に使おう
5.全部自分でやらずに人に頼むことを覚えよう
個人的には、「仕組み化」「二毛作」が気に入りました。
そして、妻とのコミュニケーションもパパ目線で、丁寧にわかりやすく書かれています。話をじっくりと聞くこと。答えを求めないこと。どうしても、男性には辛抱がつきまとう部分は避けられないかもしれません。
自分を状況で切り替えていくことの大切さを感じます。
この本にはない「地域人」「友人との関係」なども含めると、本当に多忙きわまりないですし、ストレスがたまるパパたちの為に、学校の先生が親切にアドバイスをしてくれている点で、好感が持てる一冊でした。
完璧を求めすぎず、パパライフを、1人の男として、仕事人として、父親として、夫として、楽しむことが何よりも大切だと理解できました。
Posted by ブクログ
働くパパにフォーカスした時間術というコンセプトに惹かれて読んでみた。
各種時短術のまとめのような内容で、時短入門本といった感じ。普段気をつけていることも多かったため学びは少なかったが、いい見直しができた。
↓いい気付きになった言葉
■時間のボーダーレス化
「仕事」「家族」「自分」に時間を区切らないこと。仕事中に家族のことも考えるし、育児中に空いた脳で仕事のことも考える。うまくできればトータルで時間を効率よく使えるようになると思う。
あとに出てきたToDoリスト化も、それ自体はよくある内容だったが、時間のボーダーレス化を含めて実践すると良い時間術になりそう。