あらすじ
子育てをしながら仕事をする女性は増えていますが、その多くが悩んでいるのは、時間のやりくりです。保育園に行くために定時で帰らなければならないうえ、仕事と子育てに追われ自分のための時間がない、という悩みを持っています。
本書は、そんな「働くママ」のために、時間の使い方、仕事の効率化のツボ、忙しくてもできる自分磨きの方法などを解説。上司・同僚、お父さんを味方につけながら、上手に自分の時間をつくれるようにします。
2児のお母さんでありながら、都内の企業で会社員として働き、書評ブロガーとして活躍する著者が、自分も周囲も大切にする時間の使い方を紹介しています。
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Posted by ブクログ
働くお母さん向けに書かれた、実践的な仕事術の本。
書かれていることがものすごく具体的で、今まで読んだこの手の本の中で一番役立ちそうに感じました。
「夜の飲み会に行けない分、お昼のランチに上司を誘う」
とか
「上手にPTA役員をこなす方法。会合に出られない日ははっきり伝える、その分家でできる仕事を引き受ける」
「やること、やらないことをはっきりさせる」
等々・・・
確かに、実際うちのPTAでもPC関係の仕事をささっとすませるとなぜかすごく重宝がられるような気がします。交通安全の旗持ち当番の表作りを今回は私がやったのですが、基本みなさんコレがイヤなようですね。私はこういうの苦じゃないので、この手は使えそうです。
あと、子どもと同じことを嫁にしてもらいたがる夫のことを「名誉長男」というそうですが、このネーミング、おもしろすぎてウケました。
Posted by ブクログ
チェック項目12箇所。一番に見直してほしいのが「人の仕事を待っている」時間です、仕事はひとりではできないもの、必ずあなた以外の誰かが関わってきます。上司や同僚との信頼関係・・・基本は「謙虚」。社内では、自分から子どもの話はむやみに出さない(相手が振ってきたら積極的に話す)。子育て中の仕事・・・「やらないこと」を積極的に作ろう。仕事のメンテナンスデーを作る。自分の心を楽しませる時間を優先させる、そうしないと、スキルアップの前に自分が壊れます。通勤・移動の時間にポッドキャストを聴く。時間配分を決めるうえで大きなヒント、「成人した子どもにどんなママだったと言われたいのか」。子どもに無理やり習い事をさせるのであれば、私のスキルアップのためにお金を使って、親が楽しく学ぶ姿を見せるほうが効果があるのではないかなと思っています。子どもは時間通りに動かない、「時間」より「タスク」でスケジュール管理しよう。「一日まかせ」で、パパの意識が変わる。どんなことがあっても、最終的には「自分で決めた」と思うことが大事です。