【感想・ネタバレ】日ノ出家のやおよろずのレビュー

あらすじ

生きるのが下手くそな君だけど、
大丈夫、その頑張りは僕たちが見ているよ。
疲れたときほど心にしみ渡る。
『本のエンドロール』の著者が贈る、
これぞ「お粥小説」!


日ノ出楽志は一児の父になったが、
家事も仕事も上手くできない不器用な男。
唯一の取り柄はモノを大切にすることで、
人よりもずっと長く使うことができること。
楽志は知らなかった。
彼が名前をつけたモノには、心が宿っていることを。
リストラを受け、リサイクルショップに転職が決まったその時から、
楽志たち家族の人生が前に進み始める――。
読めば今日より明日がきっと楽しくなる、
心温まる感動の物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

モノを大切にする日ノ出楽志さんと家族と、その家の
心が宿ったモノたちの心温まる話。

日ノ出家のために奮闘する家電たちも愛おしいし、寿命や求められる働き方の変化で日ノ出家を去ってく家電たちの心情に感情移入してしまった。でもお別れは悲しいだけでなく、役目を終えた誇らしさがある。

楽志さんと娘が落ち込んでいるときに励ます姿も愛おしい。そして楽志さんと娘さんも優しい。
娘さんがいじめられてるときには非常に腹立たしかった。お父さんとの葛藤もあるあるだろう。
おっちょこちょいな楽志さんも憎めない。

0
2025年05月17日

「小説」ランキング