【感想・ネタバレ】東大生に教える日本史のレビュー

あらすじ

東大での講義をもとに歴史のポイントを語る

東大史料編纂所に所属する本郷さんはふだん一般の学生への講義はありません。そのなかで2022年、東大駒場の教養課程(1,2年生)で、理系も含め、日本史専攻でない学生に「変革期にあらわれる日本のルール」をテーマに講義をしました。歴史はなぜ、いかにして動くのか? 東大での講義の内容をもとに、より分かりやすく、脱線もよりたっぷりと、新たに語り下ろしたものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

東大史料編纂所に所属する著者による、日本史専攻でない学生に「変革期にあらわれる日本のルール」をテーマに講義したものを下敷きに書かれた本。ご専門は鎌倉時代後期とのこと。

鎌倉、室町、戦国、江戸と時代を経るごとに、武士がどんどんサラリーマン化していくのが面白い。昔は土地を守る立場で、その土地と領民をベースに戦っていたはずなのに、戦国時代も終わりになると、領地はトップ(信長とか)によって変えられるわ、兵士は領民ではないわで中間管理職感がマシマシ。現代に通じるものがあり共感を覚えてしまった。

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2025年11月08日

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