【感想・ネタバレ】魔法戦士リウイ ファーラムの剣6 嵐の海の魔法戦士のレビュー

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Posted by ブクログ

リウイ一行 海に出る。
今回は海の民・バイカルが中心のお話。古の海賊王が残せし財宝を求めての冒険。
目指すヴァンが鍛えし武具の名称は「"蛮勇を与えし"魔剣」インビシブルブレード
表紙絵にも見られるヴァルキリーを封じた魔剣。

今回リウイ一行の聖剣探索はお休み。任務は前巻のラストでも登場したオランの聖剣捜索隊シヴィル一行が受け持ちます。
もともと今回の旅は2手に分かれた探索の結果ですので、当然、使命も手柄も彼女たちパーティのものです。
とは言え劇中で本人も言っていますが、トラブルは向こうからやってきますから、傍観者に徹しようとしても、そうはいきません。

出発を前に荷物の酒樽から毒が発見され、出港が3日も遅れることに。
それだけではありません。
以前から次代を担う予定のリッケや彼の婚約者ルーシアが狙われたりと、どうやら内部に敵がいるような雰囲気・・・
陸のムディール王国も虎視眈々と海の民とその交易路を狙っていますし、リウイ一向が訪れるところは、やっぱり戦乱が待ち受けています。

そんな陸での不安を抱きながら、財宝探索の船は嵐の海へと漕ぎ出します。
嵐を抜けた船を待つのは、打って変って気候穏やかな楽園のような島々。
後に解かることですが、魔法王国時代に王族の避暑地として「創られた」ところ。
加えるなら、ヴァンが鍛えし武具がココにあるのは、ある偶然が重なった結果でした。

リウイたちは無事、聖剣を(そして海賊王の財宝を)見つけることが出来るのか?
そして「ある偶然」とは何を指すのか?
フォーセリアの民がよく聞いた、海賊王の財宝の謎が明かされる1冊です。

ドラゴンマガジン掲載時とは次巻書き下ろしにつながる話の展開上、特にエピローグが修正されています。

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2009年10月07日

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