あらすじ
シリーズ累計50万部突破! 20年以上読みつがれるベストセラーシリーズが待望の新装版になって登場!
出口の方向が分からない駅の案内板、目的のページが見つからない取扱説明書、何が言いたいのか伝わらないメール……。
本書ではこうした豊富な実例から、「分かりやすい表現」のために必要なルールを導き出します。
このルールさえ理解すればあなたのプレゼンやメールの文章といった日々の表現も、ぐっと伝わりやすくなります。
さあ、明日から使える「分かりやすい表現」の技術を身につけましょう!
目次
第1章 「分かりにくい表現」がいっぱい!
第2章 「分かりやすい」とはどういうことか
第3章 「分かりにくい表現」の主犯たち
第4章 「分かりやすい表現」のルール・ブック チェックポイント付き
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Posted by ブクログ
資料を作っていろんな関係者へ説明したり、マニュアル書を作って引き継ぎしたり、社会人になると自分の表現はどうしたらもっと分かりやすくできるか?ということに悩まされる。
そんな中で手に取ったこの本。
標識や看板など身近にある例をあげて分かりにくい表現をどうすれば分かりやすくできるか?そもそも分かりやすいとはどういうことなのか?分かりにくくしてる発信者側の心理状態などを分析している。
コミュニケーションの成否は相手が決める、ということを改めて理解した。
以下ネタバレあり、印象的だったこと
・分かりやすいとは、わかっている状態に移行しやすいという意味。
・分かるは分けるとも言う。情報が第二次記憶の領域へ整理してしまわれる状態。
・分かりすぎて分からない現象(自分がまだよちよち歩きの状態で喋った講演よりも、7-8回こなして慣れてき講演の方が参加者の満足度が低かったと言う経験談。聞き手の立場にたって、丁寧に話すことができない状態になってた。)
・全体像と現在地を示すことで読み手は迷子にならない。
・トピックセンテンスや最後のまとめは、分かりやすさに直結する。
・複数解釈を許すな。