【感想・ネタバレ】天使の片羽のレビュー

あらすじ

勤務先の予備校が倒産して求職中だった志水貴大は、加治陽一という少年の家庭教師を任される。それまで両親に反発し、荒れた生活を送っていた陽一だったが、自分をまともに扱ってくれる志水にだけは心を開くようになる。志水もまた、両親を自殺で失って以来閉ざしたままだった自分の心が、陽一によって癒されるのを感じていた……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

天使シリーズの第3弾で完結編。
『天使の啼く夜』で田宮のお世話係をしていた志水のお話。

この3部作の中でこれを一番最初に読んでしまったので、
『天使の片羽』だけでも内容は分かるし話もよかったけれど、
伊佐×田宮、桐嶋×瀬ノ尾の関係については、それを知っていた上で読んだ方がよりよかったと思う。

だし、これを先に読んでしまうと、『天使の爪痕』の結末が分かってしまうし、
話の途中では桐嶋×田宮かと思っていたのに違ったので、ちょっとがっかり感(笑)

そして、陽一の気持ちはよく書かれていると思ったけれど、
志水の葛藤はいまいち伝わってこなかった。


余談になるけれど、
『天使の片羽』を読んだ後に前2作を読んで、
桐嶋×瀬ノ尾は納得&瀬ノ尾の気持ちが通じてよかったって思ったけれど、
田宮にはやっぱり東吾…と思ってしまう(^_^;

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2012年11月11日

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