【感想・ネタバレ】オクシタニア 下のレビュー

あらすじ

オクシタニアはフランス王家の支配下に入ったが、カタリ派は地下に潜伏し、容易には撲滅されなかった。その渦中のトゥールーズへ、エドモンが戻ってきた。冷酷な異端審問官として……。正統と異端がせみぎあうオクシタニア。やがて、異端者たちはピレネー山脈の山城モンセギュールに追いつめられていく―。エドモンとジラルダの魂は救われるのか? 西洋歴史小説の金字塔、堂々の完結。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻を読み終わったので、上巻と会わせて感想。

登場人物が全員、自分に何かが欠けていると焦燥している。欠けたものを埋め合わせるために信仰に走るのだが、その結果は悲劇。
人間の本質は二元論に落とし込めるものではない。
二人の魂は救われたのだろうか。

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2013年08月20日

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