【感想・ネタバレ】オクシタニア 上のレビュー

あらすじ

十三世紀フランス南部、オクシタニアと呼ばれた豊饒の大地に栄えた異端カタリ派。ローマ教皇はその撲滅のために「アルビジョワ十字軍」を派遣する。戦乱が迫るオクシタニアの都トゥールーズの民兵隊長エドモンは最愛の妻ジラルダがカタリ派に入信したことを知り、不安にかられるのだが……。正統か異端か。神をめぐる壮大な戦いに巻き込まれていく男と女の運命を描く西洋歴史小説の傑作。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

佐藤さんの小説だから、きっと面白いお話だろうと読み始めたら、読み進めるのが辛くて辛くて…。上巻は、娯楽として読むには向かないと思います。ですが下巻(特に後半)、エドモンとジラルダが話の中心になると、途端に空気に金の粉が散ったようにきらきら輝き出して、妙に感動して面白いと思ってしまいました。投げ出さないでよかった。でも、正直バランスは悪いと思います。

0
2009年10月04日

「歴史・時代」ランキング