あらすじ
「考える力」の基本は、構造化にあり!
情報や思考を整理し、「見える化」するスキルを身につけよう
「資料作成やプレゼンが苦手」
「"何が言いたいの?"と言われがち」
「考えると頭の中がぐるぐるしてしまう」
そんなあなたに教えたい!
すぐ使えて、一生役立つ「上手な頭の使い方」
マトリクス、ロジックツリー、分類図、フロー図……
複雑な情報や思考を整理し、視覚的にわかりやすく伝えるスキルを身につけよう!
構造化とは、
「複雑なモノや情報を、目的に最適な形で、視覚的にわかりやすくまとめること」
たとえば会議のような場面でも、営業戦略を考えるときも、
あるいは自分の時間の使い方を見直したいとき、
人間関係のトラブルを解決したいときでも、
自分の考えにまとまりがつかないときであれば、
いつでも使える技術――それが「構造化思考」です。
ひとたび構造化思考を身につければ、さまざまな事象に対して
より深く考えられるようになり、思考の質を飛躍的に高めることができるでしょう。
「5Pフレームワーク」で考える力を鍛える
本書では、構造化思考を理解し、使いこなせるようになるための
「5Pフレームワーク」をご紹介します。
「構造化の5P」
Purpose(目的)――何のために構造化するのか?
Piece(断片)――具体的には何があるのか?
Perspective(視点)――目的と断片をつなぐキーワードは?
Pillar(支柱)――どのくらいの単位でまとめるのか?
Presentation(表現)――最適なビジュアル形式は?
このフレームワークを活用することで、思考を整理できるだけでなく、
プレゼンや議論の説得力が格段に向上します。
「対話形式」で楽しく学べる
本書は、AIロボット「コウゾウ」と主人公のタカシくんとの対話を通じて、
ストーリー仕立てで学べる構成になっています。
考え方やフレームワークを学ぶだけでなく、
実際のビジネスシーンや日常の課題を通じて、
「構造化思考」を実践的に理解できます。
この本を読めば、あなたも変わる
・思考がクリアになり、問題解決のスピードが上がる
・プレゼンや資料作成がうまくなり、伝え方に自信がつく
・複雑な状況でも冷静に整理し、的確な判断ができるようになる
「なんとなく考える」から「構造化して考える」へ。
あなたの思考の質を根本から変える一冊です。
【目次】
CHAPTER1 構造化とは何か?
CHAPTER2 構造化の5P
CHAPTER3 構造を表現する
CHAPTER4 構造化を実践する
CHAPTER5 構造化の難所を乗り越える
CHAPTER6 構造化が持つ本質的な力
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【書籍の要旨】
論理的思考力の基礎でもある構造化。
その構造化に関する思考法を
山本さんのところに届いたコウゾウというAIロボット
のかけあいで学びつつ、実践も出来る書籍。
特に実践編の広げて、上がって(目的に立ち返って)、
改めて下がって(具体を考え直す)というのは、
大事な思考の流れなので、ぜひ学んでほしい。
【主なトピックと学びになったこと】
・構造化の5P
Purpose:目的
何のために構造化するのか?
ここは
「誰が」「いつ」「誰と」「何を考えるために」
といった軸で定義するのがオススメ。
Piece:断片
具体的には何があるのか?
Perspective:視点
目的と断片をつなぐキーワードは?
Pillar:支柱
どのくらいの単位でまとめるのか?
Presentation:表現
最適なビジュアル形式は?
・断片を先に洗い出す意図
本来は構造化に向けて何を軸に考えるのか?
から入りがちだが、そうすると手が止まってしまう。
視点を見つけるためにも先に
「断片:ネタ、タスク」を洗い出すと良い。
洗い出した後、どんな軸で分類できそうか考える。
・企業戦略とは
競争相手との相対的な力関係の変化を、顧客の望む
方向に自社にとって相対的に有利かつ持続できるように
変化させるべく計画する作業のこと。
・構造化したあとの表現方法
分類図
フロー図
循環図
ベン図
ピラミッド図
マトリクス
ロジックツリー
・ピラミッド図
ピラミッド図は縦の視点だけでなく、
横(広がり)の視点も含まれている。
・構造化とは思考のたたき台である
Quick&Dirty
・良い視点を生み出す3つのステップ
①広げる
Pieceのグルーピング案をたくさん挙げる
②上がる
目的のイメージの解像度を上げる
→目的の具体化
③下がる
目的を踏まえて適切なものを選ぶ
この中でも①が一番難しい。
・グルーピングを考えるときは、
エッジケースを明確にしたうえで行うこと。
※あいまいにしないということ。
・Perspectiveの乗り越え方
・広げて、上がって、下がるを行う。
・この中でも一番の難所である「広げる」は、
ミクロにフォーカス
↓
エッジケースで範囲を縁取り
すると乗り越えられる。
Posted by ブクログ
コンサルティングや営業をはじめ、ヒアリング内容を論理的に整理することが求められるすべてのビジネスパーソンに。ストーリー形式でとっつきやすいのもよい。
コウゾウかわいい。うちにもほしい。
一読しただけで身につくような内容ではないので、本書内のタカシくんのように何度か再読しながら練習していく必要がある。
Posted by ブクログ
なかなか構造化を意識したこと無かったけど、今後は構造化の5Pを少しでも意識しながら仕事してみようと思う。
広げてから、上がって、下がるも忘れずに!
Posted by ブクログ
中身ガッツリ読み飛ばして、冒頭と末尾だけ。つまみ読み
ポッドキャストの荒木さんらしい構造化の本。
構造化思考と反対は属人化思考
大切なのはジャンプ力