【感想・ネタバレ】女殺油地獄のレビュー

あらすじ

油屋の放蕩息子・与兵衛。色と金に溺れ、追い詰められた彼は残虐な罪に手を染める――。江戸の実在事件にもとづく近松門左衛門の人形浄瑠璃が、桜庭一樹の画期的名訳でよみがえる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

近松門左衛門、人形浄瑠璃。
油屋の息子、与兵衛、放蕩の末に殺人まで犯すお話。

桜庭一樹と、表紙に、惹かれて購入。
殺人場面の油と血の表現が、衝撃的。
恥ずかしながら、近松門左衛門、あまり知らなくて、、、
なるほど芝居の台本みたいな感じなのね、と。
映像やら舞台やらにもなっていて、それぞれの演出により解釈が異なってくるというのが面白い。
実際の事件を基にしてるというのも、なかなかエグイ。
当時はそういうの、普通にあったのだろう。
怖いよな、人間って。

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おどろおどろしい表紙とタイトル。
お恥ずかしい話ですが、学がない私はこの古典作品を知りませんでした。
そんな私ですが、大好きな桜庭一樹先生が書いていると知り読みました。
惨殺シーンがグロテスクでありながら、エロチックでもあるのはさすが桜庭先生ですね。
江戸時代は実際にあった事件を大衆演劇の演目とすることは知っていましたが、この作品は事件から1ヶ月半後に上演されたとか…。
人の命の重さが違う時代だとは頭では理解していたつもりですが、その感覚、現代人には理解できるものではないですね…

0
2025年07月14日

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