あらすじ
石の声を聞くことができる伯爵令嬢のエオノラは、ある日、婚約者の浮気現場に遭遇してしまう。
思わず屋敷を飛び出したエオノラは、気がつくといつの間にか呪われていると噂のラヴァループス侯爵の屋敷前に立っていた――。
侯爵の顔を見た人間は死んでしまうと言われていたため、急いで引き返そうとするエオノラだったが、
屋敷の中から助けを求める石の声が聞こえてきて…!?
葛藤のすえ中に入ったエオノラは、番犬代わりの狼や見目麗しい青年・クリスと出会う。
侯爵はいないのだと安心したエオノラに、クリスは「自分がラヴァループス侯爵だ」と言ってきてーー!?
心の傷を抱えたふたりが織りなす感動ラブロマンス、ここに開幕ーー!
感情タグBEST3
はい
いきなり、ミュシャ風の絵がでてきて笑いました。私も好きですよミュシャ、ということで、絵もよいし、ストーリーもよさそうな作品だなと思いました。25.09.19記
匿名
主人公が婚約破棄されるところから物語は始まります。
始まり方はよくあるのですが
主人公の特殊能力とヒーローの能力の設定が物語をワクワクさせてくれます。
一目に触れない見事な薔薇庭に狼、秘密めいたこういう展開大好物です。
従妹の子は知ってかほんとに知らずの結果なのかまだわからないけど、エオノラへの婚約者の冷たい仕打ちを見たら見限るくらいはしてほしいですね。
令嬢エオノラ
フォーサイス伯爵家の令嬢エオノラには石の音を聞く能力があり、石が呪われていないかなどを調べる役割を担っていました。彼女にはリックという婚約者がいましたが、誕生日パーティーで婚約発表する直前に婚約を破棄されました。ショックのあまり外に出ると、呪われた侯爵が住む「死神屋敷」の前にいました。彼女は戻ろうとしましたが、屋敷内の石が助けを求めていました。屋敷の中に入ってしまった彼女の前に狼が現れました。食べられてしまうのかと思いましたが、狼は去って行きました。何かの呪いで侯爵は狼の姿にされているようですね。これからどんなお話に発展していくのでしょうか?