あらすじ
『5000万円で処女売られそうになった。』
SNS上で衝撃の告白をした元舞妓の体験を元に、耳を疑う花街の真実に迫る。
★単行本カバー下画像収録★
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Posted by ブクログ
世界に恥ずべき「日本文化」
一気に読んだ、そして男の私も怒りの涙に震えた!著者の勇気に脱帽。
「京都の花街」は如何に「伝統」とか「格式」で糊塗しても単なる「買春産業」に他ならない。
問題解決の処方箋としては、実演芸能を性産業から完全に解放する事だ。勿論あらゆる面での女性の解放も当然。
かつてフランスのバレエも日本の歌舞伎も「パトロン問題」を抱えた。問題は少し異なるがアメリカのジャズも初期には「遊女屋の音楽」と蔑まれた。
そして密室で一握りの富裕層に楽しませる芸からホールで多くの一般大衆が鑑賞する芸術としての昇華だ。