あらすじ
『5000万円で処女売られそうになった。』
SNS上で衝撃の告白をした元舞妓の体験を元に、耳を疑う花街の真実に迫る。
★単行本カバー下画像収録★
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Posted by ブクログ
世界に恥ずべき「日本文化」
一気に読んだ、そして男の私も怒りの涙に震えた!著者の勇気に脱帽。
「京都の花街」は如何に「伝統」とか「格式」で糊塗しても単なる「買春産業」に他ならない。
問題解決の処方箋としては、実演芸能を性産業から完全に解放する事だ。勿論あらゆる面での女性の解放も当然。
かつてフランスのバレエも日本の歌舞伎も「パトロン問題」を抱えた。問題は少し異なるがアメリカのジャズも初期には「遊女屋の音楽」と蔑まれた。
そして密室で一握りの富裕層に楽しませる芸からホールで多くの一般大衆が鑑賞する芸術としての昇華だ。
Posted by ブクログ
面白かった。絵が可愛い。
内容は、まあそうだよね…と。玄人さんと遊ぶ、ってそういうことだと思っていたし。ただ舞妓ちゃんはまだ子供だという配慮を忘れてはだめですね(花街に入る時点で教えられないのかな)。
「舞妓さんちのまかないさん」との落差がすごいっす。
ご本人のあとがきに一番大事なことが書かれていました。全女性(なんなら全人類)に必要な言葉でした。
あなた自身が尊い存在で、誰にもあなたを虐げる権利はない って。
匿名
花街のこと
花街のことがよく分かりました。同期でも仲良しでないというのが辛いですね。まだまだネタはあるそうなので、続編も期待しています。
面白い!…けど…
エグい話が延々と続きます。
もっとリアルよりの絵だったら多分私は途中で辛くなって読めませんでしたが、ぐみさんの漫画はとても読ませるのが上手です。
絵だけじゃなく構成や表現でエグい話でも耐えられる。この読みやすさで少しでも手に取る人が増えると良いなあと思いました。
本の感想は「勉強も社会経験ないままだからもう舞妓しか出来ない」って先輩舞妓言ってましたがこんだけ超絶ブラック経験してる舞妓さんなら全員、どこの会社でも働けると言いたい。
(以下は特に漫画の内容と関係なく、著者のコラムが不愉快で星を削った理由なので読まなくでもいい)
竹駒さんもお若い方なんだろうなあと思うのですが、舞妓のお客はそんな人にしか会えなかったからといって全ての男性がそうであるかのように語るのが納得できず星を削りました。
そんな男しかいないと決めつけて他のお店のお客さんを語るのはこっちも納得しかねます。
それとも舞妓の後にキャバ嬢の経験を経て嫌なことあったからキャバ嬢のお客を下げて語っているのでしょうか。
そうだとしても舞妓の客層とキャバ嬢の客層全然違うのに比べるのもどうなのか。
殿方を褒めるならともかく下げるならしっかり納得いく言い方をしないと全く共感出来ません。
Posted by ブクログ
たまたま見掛けて購入!
未だにこんなこと行われているのかなぁ?と思いつつそういった風習が残っているのが現実なんだろうなと思いました。
フィクションがすぎるけどこれが現実だとすると華やかな世界ってやっぱり恐ろしいですね。
旦那さん制度はとても興味深ったです。