あらすじ
「そもそも生きている意味がわからない」「仕事で失敗するのが怖い」「40代を過ぎて、部下の若手の成長に焦る」「仕事ばかりしていて家族との時間がない」「最近全然成長できていない気がする」…人生でぶつかる様々な問題を、「経営戦略」のコンセプトで解決する、まったく新しい生き方の本。超人気著者の集大成!
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Posted by ブクログ
30代を迎える自分にとって非常に勉強になった。
以下メモ
もっとわがままに自己決定して生きる
自分らしい人生かつ、経済的、社会的に安定した人生
蛇のように賢く、鳩のように素直に
人生のパーパスとは
持続的なウェルビーイングかつ、いつ死んでも良い人生だったと思える
戦略=時間資本をどう配分するか
人的資本に変換する
失敗者とは、仕事ばかりに時間を使い、家族や友人と楽しい時間を過ごせなかった人のこと
ウェルビーイングとは
自己効力感
社会的なつながり
経済的安定性
金融資本は一定を超えるとウェルビーイングに貢献しない
豊かな社会資本こそが幸福感
短期合理の罠にハマっていないか?
キャズムの概念、時期尚早でなければ勝てない
適応戦略とは、固定された戦略に依存せず、機械や脅威に適応するために柔軟に対応しら資源配分を調整することで目標を達成すると言う考え方
戦略→実行→評価→適応
仮説を一つ一つ検証し、破棄,修正することでしか前進できない
流行っている=供給過多
私たちは立地や環境を変えるオプションを常に持っている
今ある場所から動いて、いろいろな場所を見てみないと、自分の立地は見つけられない
社会的価値を実現すれば、経済的価値は自ずと実現される
才能よりも、長く続けられるかどうか
欠点を矯正するのではなく、ユニークな点を伸ばすこと
強みではなく自分の特徴を抽出する=長く続けてきたこと(時間資本を大量に投下しないと獲得できない資源や能力)
仕事のポートフォリオをもつ
バーベル戦略=リスクとリターンの性質を違う仕事を持つ
ライフワークとライフワーク
オプションを狭めるのは悪手
理想の職業などない。複数の仕事の長所と短所を補完的にうまく組み合わせることを追求するべき
自分の時間を切り売りする」というビジネスモデルに依存する以上、市場価値が上昇すれば、同時に機会費用も増大する、という循環問題からは脱却できません。
この構造から抜けるためには「自分以外の何かに働いてもらう」しかありません。
そこで私の場合、それを「自分の生み出したコンテンツ」にまずは設定し、40代からはコンサルティングのウェイトを半分に落として、著作やコンテンツ制作に関する領域のウェイトを重くすることを考えて、時間資本の資源配分を見直すことにしました。
具体的な内容を記せば、まずは論点を立ててテーマを設定し、書籍やレポートや人からのインプットを分析して文章にまとめ、それをブログや冊子として定期的に発信
する、ということを始めたのです。
ブルーオーシャン戦略
これまでにない価値の組み合わせ
組み合わせは一流でなくていい
打率よりも打席に立つ数
大量のガラクタを生み出すのが戦略の前提
人生の経営戦略におけるKPIは打率ではなく、打席数
Posted by ブクログ
2026年正月のひぐ的課題本。
本書の目的は「経営戦略論をはじめとした経営学のさまざまな知見を、個人の「人生というプロジェクト」に活用するためのガイドを提供する(p1)」こと。
「自分らしいと思える人生を歩み、経済的・社会的にも安定した人生を送る(p42)」
「アリストテレス的人生論(p42)」
「時間資本を適切に配分することで持続的なウェルビーイングの状態を築き上げ、いつ余命宣告をされても「自分らしい、いい人生だった」と思えるような人生を送る(p50)」
「「人生の秋」のキーワードは「拡げる」(p76)」
「人生は「適応戦略的ゲーム」(p111)」
「社会的価値を実現すれば経済的価値は自ずと実現される (p165)」
「「外発的動機で働く人=頑張る人」は「内発的動機で働く人=楽しむ人」には勝てない(p183)」
「最もリターンの期間が長いのがリベラルアーツ (p256)」
「「伸びる人」に共通する特徴は「素直さ」(p 299)」
「私たちの学習・成長は「コンフォートゾーンから抜ける」ことでしか実現できない(p 320)」
「「人生の夏」で求めていたものを手放す(p 328)」
さすが山口周さん!本書は保存版、今後何回も読み返すことになるだろう。「人生の秋」を生きる者としては最後のフランク・シナトラの言葉(墓碑銘)に奮い立った。
「お楽しみは、これからさ」
Posted by ブクログ
Pivotで出会って、即ポチった。何度か見直したい内容。たしかに20代に読んでもらいた本かと思う。
20代はいろんな失敗、いろんな経験を体験すべき。うちに来る新人は過去失敗が少ない人生だったのか、若手は皆失敗を怖がる。マインドセットとしても読んでほしい一冊。
人生において重要視すべき根っこは何なのか。心から楽しめるものってなんなのか。油断するとすぐ娯楽一辺倒になってしまうが、それはきっと時間泥棒なんだろう。
自分の選択で選んだなら、それは後から間違いだったのかな?と思ったって、人に伝えられる体験談になるのではないか。
人に与えられるだけの余裕を掴めるように、研鑽をしていきたい。
Posted by ブクログ
人生は逆張りのポジショニングが重要である。
なぜなら、自分の市場価値は需要と供給によって決まるため、今流行っている学位や資格ほど後々供給過多になり、頑張った分に対して得られるものが割安になる。
最近だとAIやIT人材がそれである。
では常に人気の逆の分野を突き進めばいいのか。そういうわけではない。
キャリアにおいて大切なことは2つある。
1つ目は他の人には真似できない自分の特徴を突き詰めることである。
それは競争優位には、模倣困難性、希少性、代替不能性をみたすことが出来るからである。
これらの条件を満たすものが他の人には真似できない自分の特徴になるため、多くは自分が最も時間をかけてきたものがそれにあたる。(他者が模倣するのは困難)
2つ目はポートフォリオを組むことである。(副業をつくる)
ポートフォリオを組むと、成長の機会、キャリアの多様性、人的ネットワーク構築、のメリットがある。
これらの2つを大切にしたうえで、質ではなく量にこだわり、常にコンフォートゾーンにいない努力をすることがキャリアを作るうえで意識すべきポイント。
Posted by ブクログ
今年は自分中計を作るといいつつ既に11月も半ば。一時帰国中ということもあり、仕事も読書もいまいちコミットできず(どうしようもない窓際オジサンです)。
そんな折に出会ったのが本作。
山口氏といえばリベラルアーツ推しの元コンサルみたいなイメージです。比べるべくもありませんが、私も哲学で修士までいってから世に出たタイプ(ただし、アジアの片田舎で呻吟する今の状況は氏とは雲泥の差がありますが)。
ということで、仄かなジェラシーを感じつつも若干の親近感あり笑
しかも、本タイトル、まさに自分が今年考えていたことじゃん、と膝を打ち、これまた新品にて購入と相成りました。
・・・
元コンサルの山口氏による人生戦略を考える上でのヒントの数々。
一言で言ってしまえば、経営理論、ファイナンス理論などのツールをプライベートにも適用しよう、というものです。
プロダクトライフサイクルとか、リアルオプションとか、ポジショニングとか、ブルーオーシャンとか。
・・・
類書と異なるのは、好きなことをしよう・探そうとか、そういうことに重点を置いていないところでしょうか。
きちんと生き残りつつ、かつ好きなこともしよう、そのために汗かいて考えよう、という形。脱力系ではなく、微熱系?みたいな。
なお、私、これらの経営理論みたいなものは、証券アナリスト、CIMA/AICPAの資格を取得するときには概ね学べました。きっとMBA的なものを勉強されたかたも内容は理解していただけると思います。
それらの関連理論をご存じな方にとっては、まあ親しみのある内容だとは思います。
・・・
個人的には、このコンサル的な率のなさが気になりました。
というのも本作は20章で構成されています。つまりポイントは20あると(部分的にはいちセオリーを上下二章に分けて書いてあるところもあるのですが)。
で、このポイント、もしすべてが等価だとすると、多すぎな気がします。誤解を恐れずに言えば網羅しすぎ!?
イメージだけでお話しますが、コンサルの方、突っ込まれることを想定して、「はい、それも考慮しています、そこもめくばせしています」といった具合で、広角に構えられているようにみえます。
で、その結果感じるのは、「あれもこれもで何が最も重要か分からない」ということ。
・・・
いやもちろん、全て重要です、みたいな返答もありそうです。
ただ、皆忙しいなか生きており、だからこそ優先順位が必要でしょう、と考えてしまいます。山口氏にとって大事だったトップ3とかトップ5とかは何なのかな。知りたいなあとか思いました。敢えてのポジショントークで重要な三点を挙げるくらいが読みやすくてよいと、ちょっと感じました。
・・・
一方、この包括的なところは逆に強味でもありましょう。
というのも、全ての人が同じ状況ではないでしょうし、人生の組み立て方も人それぞれ。
故にこの20章のエッセンスはそれぞれが判断して、プライベートの人生設計に生かせばよいのだと思います。
・・・
ということで、山口氏の人生設計についての著作でした。
読んだだけでは役には立ちません。読後に手と頭を動かしてやっと何かが見えてくる、そんな類の作品かと思います。
そして、帯にもありますが、学生とか、キャリアチェンジ、セカンドライフ等どのようなステージにも使えると思います。要はどう先を見通す・見立てるか、についてのツール集ということになます。
内容に新奇なものはありませんが、まとまっており辞書的に使えるところも良いかと思います。
今年の年末はこれを片手に来年以降の数年の見通しを再設計したいと思います。
Posted by ブクログ
ウェルビーイングに向かって生きるのが良いよって事が言いたい本
私がこの本で心が動いたのは下記3点でした。ここはワクワクした。他は目新しいものは無かったと思いました。
①考えた通りに生きなければならない。さもないと生きた通りに考えてしまうから。ポール・ブールジェ
②2割を超えると「相転移」が起きる
変革に前向きな1割程度の人々に働きかけ、彼らをつなぎ合わせ、言うなれば「変革ネットワークの密度」を高めていくことが重要なのです。そして、この密度が組織全体の2割程度を超えたとき、一気に全社的な組織変革のムードが高まると言うのが、私の経験です。
③40代はまだまだ若い実りの秋の時期
ここで守りに入ると残り25年持たないと言うことは覚えておきたい。
Posted by ブクログ
経営戦略の様々な法則を人生に活かすことを考える本。発想としては「イノベーション・オブ・ライフ」に似ている。目標設定、長期計画、職業選択、選択と意思決定、学習と成長という項目に分けて論じられている。印象に残っている話としては、
・「人生には春夏秋冬がある」(今は人生の夏で、密度の高い仕事で人的資本・社会資本を築く)
・「頑張る」は「楽しむ」に勝てない
・仕事のポートフォリオ組み立て、バーベル戦略(時間軸やリスクの違い)(アインシュタインとか)
・ブルーオーシャン戦略(自分ならではの「組み合わせ」をつくる)
・打率よりも打席数が重要
・支配的なリーダーではなくサーバントリーダーシップが重要