あらすじ
昭和から令和、野球はどこまで進化したのか?──「優勝請負人」工藤公康が、データと最新理論にとらわれた野球界を斬(き)る! さらに自身の経験をもとに、いつまでも色あせない“野球の魅力”も紹介。新参からマニアまで、ファン必読の野球観戦バイブル。
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Posted by ブクログ
現役時代から理論派、研究家として有名だった工藤公康氏。
時代と共に野球理論も、指導者論も変化していくなかその変化に合わせて考え方を変化させてきたことがよくわかる一冊。
自分の現役時代の当時の常識も引き合いに出しながら、今、球界におきている変化について書かれている。
かつて名投手と呼ばれ、また名将とも呼ばれた男がその変化をどのように捉えているのか?
Posted by ブクログ
名投手の一人かつ監督としても球史に名を残す工藤公康氏。さすが一つの分野で功績を上げただけあって考え方、知識など素晴らしい。根性論の時代からトラックマン、ラプソードなど数値化された時代まで、見事に自分をアップデートさせている。
印象的なのは40歳まで野球はつまらなかったという言葉。芸を極めた人にしかない感想であろう。
スポーツ選手というと持って生まれた才能、体力が大きいのはもちろんだが、努力する才能、自分を冷静に分析する能力などが大変重要なことが良く分かる一冊
Posted by ブクログ
投手と打者とでいろんな駆け引きがあったりするのが参考になった。 素人目線で見ているのと実際とではいろいろと違うのがわかり、これから野球をみるのがさらに楽しみになった。