あらすじ
全ての関連楽曲を繋ぐ物語が初めて明かされる!――これは、8月14日と15日の物語。やけに煩い蝉の声、立ち揺らめくカゲロウ。真夏日のある日にある街で起こった一つの事件を中心に、様々な視点が絡み合っていく……。
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Posted by ブクログ
この日が全ての始まり!!
シンタローが意外にも度胸あるし、その時にモモちゃんがメカクシ団と出会っていたというのも、なんかいろいろと凄い話。面白かったです!
Posted by ブクログ
著者はボカロPとして有名なじん(自然の敵P)です。
引きこもりの青年、彼のPCに居つく電脳少女、彼の妹で人の目を引きつける能力を持つアイドル、メデューサの能力を持つ少女、人の目から隠す能力を持つ少女、人の目を欺く青年。彼らが8月14日に偶然ふれ合うことによって物語が始まります。
小説とコミック、音楽がメディアミックスされた新しい形のコンテンツです。
物語も二つの軸を巧妙に絡ませ、とてもユニークな展開です。そして、これからの展開への序章にもなっています。
今時のラノベは凄いねと実感できる一冊です。
Posted by ブクログ
曲が原作で作曲家さん自らが書いた書籍ということでとても内容が楽しみで期待していましたがそれを裏切ることなく期待以上のものでした。1冊目ということでまだまだ謎は深まるばかりですが展開やキャラ設定などが緻密に練りこまれていてじんさんの才に驚かされました。
Posted by ブクログ
数年ぶりに再読。大好きなキャラクターたちの個性が前面に出ていて、懐かしく感じた。
お気に入りのカップを用意するマリー可愛い。
テロリストにガツンと言うシンタローかっこいい。
ただあとがきで一気に萎えた。
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これは、8月14日と15日の物語。やけに煩い蝉の声、立ち揺らめくカゲロウ。真夏日のある日にある街で起こった一つの事件を中心に、様々な視点が絡み合っていく…。新感覚の燦然たる青春エンタテインメント小説。
Posted by ブクログ
ボーカロイドで人気の歌のノベライズ。歌詞を聴いただけではわからなかった設定とか世界観とかが、これからわかってくるはず。
8月14日15日、真夏のうだる暑さの中で起きた事件。カゲロウをみているかのような、非現実な出来事。
引きこもりの如月シンタローは、パソコンの中の生きている少女エネと話すことが出来る。シンタローはネットがないと生きていけないというのに、大事なキーボードとマウスが壊れてしまう。仕方なく、それらを買いに(携帯にエネを連れて)出かけることとなった。
如月モモはアイドルだ。母の家計を助けるためにはじめた仕事だが、モモには「人の眼を惹きつける」力があるため、人気はあるのだが、モモ自身は人前に立つのがそんなに好きでもない。
そんなモモが、メカクシ団のキド(木戸つぼみ、目を隠す能力がある)とカノン(鹿野修哉、目を欺く能力がある)、そしてマリー(小桜茉莉、目を合わせると石のように10分ほど固まらせてしまう能力がある)と出会う。
そして偶然にも、シンタローやモモたちは、デパートでの立てこもり事件に巻き込まれてしまい・・・
ボカロのノベライズって、はじめて読みましたが、普段からラノベ慣れしていたら読みやすいかも。もちろん、ボカロも聴いておいてから読むべし。細かいことはネットとかで調べながら、設定を知っていくかんじ。登場人物についても、ネットで見て、はじめて知ることもあり。それが楽しい世代にはには・・・いいのかな。