あらすじ
敦賀の気比神宮での闘い!シリーズ佳境へ!
藩の財政難を救うため、秀吉の遺した百万両の財宝捜しを命じられた近忠。ギヤマンの皿と組み合わせることで財宝の在りかを示す絵馬を求めて、敦賀の気比神宮に赴く。敦賀には、近忠の危険を知ったお絲をはじめ、宝を狙う父の高嶋屋や、小浜藩、鼠小僧次郎吉も向かっていた。その途中、お絲は何者かに攫われる。
気比神宮では、気比の長祭りの準備が進んでいた。絵馬は、祭礼の最終日に焼かれてしまうことがわかり、皆がそれを手に入れようと動く。
近忠はお絲を取り戻そうとしていたが、敵の罠に陥り、近忠はお絲のいる洞穴に閉じ込められてしまう。そこは、満ち潮とともに水かさが増してきた。果たして、二人の運命は?
そして、誰がその絵馬とギヤマンの皿を合わせて、精密な財宝の絵図面を入手することができるのか?
シリーズ佳境、新伝奇小説の第2弾!
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Posted by ブクログ
一部読んだ後、早く買わなきゃと思ってたのにちょっと間が空いたら読書欲が失せてしまった。
そんな感じで2ヶ月近く経ってやっと手に取った二部。
読み始めたら早かった。
気比の長祭りの描写が興味深く、思い出の地である敦賀が舞台だということもあるけど、三つ巴の攻防がいよいよ激しくなってきたので先が気になって気になって。
薄々予感していた妙のことや近忠の母のことは案外いきなり出てきて驚いた。
やっぱり…。
それぞれに痛手あり、手掛かりも各々完璧ではなく…のまま次の舞台はいよいよ戸隠か。
今度はこのまますぐ三部を読み始めよう。
ところで、敦賀祭りが9月にあって3日は学校が休みになったり、屋台が15日位まで出てたりしてたのを覚えているけど…あれが長祭りなんだろうか…と調べたらそうらしい。
何年もずーっと祭りに参加してたのに、全然そのモトというか何の祭りか知らなかったなんて恥ずかしい…。
今度もう一度二部を読み直して、久し振りに祭りに行きたいな。