あらすじ
「フィンランドは世界一の教育大国」「フランスは少子化問題を乗り越えた」「ドイツは戦争責任にカタをつけた」……日本人が理想視する「お手本の国」には、知られざる別の顔があった。もてはやされる制度や手法がその副作用ゆえに「嫌われモノ」というのは序の口、実は存在していないなんてことも! 各国に長年暮らす日本人七人が打ち明ける、“隣の芝生”の本当の色とは。
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Posted by ブクログ
ドイツ人は環境保護の意識が高い。フランス人は事実婚の諸問題を法的に解決することで少子化対策がうまくいった。
北欧の教育は進んでいる。
アメリカの陪審員制度はうまく機能してる。
ドイツはナチスの戦争責任を清算した。
などなど。
日本人の、というか他国民もそうだけど、類型的な考え方には、微妙な間違いや、大きな間違いが、ひそんでいるよね。
おもしろかった。