あらすじ
東京の下町、根津の通称『放蕩長屋』にイラストレイターのまひろは恋人の遊真と同棲していた。つきあい始めて三年半、まひろは変わらず遊真に恋していたが、浮気性の遊真はまひろに隠れて浮気を繰り返していた。面倒見がよく穏やかな性格のまひろは、年下の恋人の浮気をずっと見て見ぬふりで通してきたが…。売り言葉に買い言葉とばかり些細なことからふたりの喧嘩はエスカレート、まひろの幼馴染み・春彦も交え、事態はさらに混乱!? 誘って、恋して、浮気して、もう一度恋をして。情と恋が匂う大人たちの純愛物語ついに登場!!
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長屋の雰囲気が心地いい
なんてわがままヤローと大人しすぎるまひろにイラついていたけれど、なんだかなぁ、もう、、、ってなった。
こんなの受け入れちゃっていいわけ?とかまで思ってたんだけど。
個人的には春ちゃん一推し。
江戸っ子言葉も小気味良くってハマっちゃった。
Posted by ブクログ
浮気攻めが読みたくて!ザマァ攻めが読みたくて!浮気ものは当たり外れあるんだけど、これはイライラハラハラして痛々しくて期待通りでした~♪…でも最後はちょっとなぁなぁで許しちゃったかな、と。
浮気相手の女の子はモブじゃなくてちゃんと顔のある人物でイイコだったので、読みごたえがありました。
攻めが情けなくて幼くてすごく狡い男なのに、動転するとどもっちゃうとことか憎めない奴で…このキャラクターだからこそ最後は許してしまう受けにも共感できた(でも当て馬の方がいい男なのは間違いない)
Posted by ブクログ
ワガママお子ちゃま男の身勝手が楽しめます(笑)
自分勝手に浮気しておいて、それがボロボロ
連鎖反応的にバレていくのが可笑しいです。
ダメダメ男から離れられないオンナ?の心理が
読んでいて身につまされますが、ほんわかしていて
最後はビシッと決めてくれます。
個人的に、お子ちゃま男は捨ててカッコ良い幼馴染み
を選べばいいのに…と思ってしまいました♪
Posted by ブクログ
つきあって3年半の二人のお話。下町が舞台。下町ならではの伊達男や、頑固親父。長屋など色々なシーンがふっと浮かんできてかなり雰囲気が伝わってくる作品でした。脇キャラの春彦がいい味出してます。
Posted by ブクログ
同棲し出して既に3年半。まひろは年下で女好きな遊真を問い詰めるでもなく拗ねるでもなく優しく泳がせている。しかし今回の相手はどうも素人らしい。それはどうにも見過ごすことは出来なくて。
はっきり言って今回の攻め・遊真はあまりにも自分に都合のいい単なるスケベ。男と女は違くて、女との浮気はやめるつもりはない、なんて、あんまり過ぎる。
同じ長屋に住んでる幼なじみの春彦がいい男過ぎて、こっちの方が絶対いいのに!と憤ってしまった。
それでも遊真の方がいいなんて、見る目なさすぎだよ、まひろ。
そんな性格の悪い攻めは置いておいて。
文章はやっぱり読ませる作家ですね。
やっぱり、キャラの性格を××な性格で、みたいな説明描写ではなく、きっちりエピソードを描き、そこからキャラ達の性格が分かるようにするのが小説だよね。
長屋やお茶、軸装のことなどをじっくり描いていて読みごたえありました。
でも攻めの性格が悪いので☆は3つ。