【感想・ネタバレ】本当は謎がない「古代史」のレビュー

あらすじ

「日本人の起源」「邪馬台国」「聖徳太子」「万世一系」の結論が明らかに!
日本の古代史ほど奇説・珍説が大手を振ってのさばっている国もない。有史以降については、『日本書紀』『古事記』に書いてあることを普通に読んで、皇国史観的な見方を排除していけば、おかしなことは書かれていないのだ。世界各国の歴史を見るのと同じように、自然体で日本の歴史を考察してみると、「謎」といわれていることのほとんどは「謎」ではない。「古代史の謎」とされるものは本当に「謎」といえるほどのことなのか。いますべての真実が明らかになる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一部牽強付会ではないかと思うところがなかったとは言えない。
けれど、司馬史観や、「新しい歴史教科書を作る会」よりは、よっぽどバランスの取れた歴史観で描かれた、常識的で、イデオロギー色が薄く、現実に寄り添った歴史本だと言えると思う。

歴史を学ぶ意義について、私と著者の意見は一致している。

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2012年07月19日

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