あらすじ
息子を溺愛するあまり学校や近隣でトラブルをくり返す母親・梶原美里と家から一歩も出ない引きこもりの息子・恭介。この親子と、梶原家の隣人、美里と同じ職場で働く女性、引きこもりの支援施設で働く男性、恭介と同級の女子中学生、恭介が起こした不可解な事件を取材する女性ジャーナリストとの係わりを描く。すべての作品に幾重にもどんでん返しが仕掛けられ、歪んだ母性の毒に慄然とするイヤミス系連作短編集。
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Posted by ブクログ
梶原母子という強烈なキャラクターを軸に置きながらも、それぞれの登場人物や家庭も不和や歪みを抱えている。各話の登場人物の証言により、最終話で全てが繋がる戦慄の連作短編集。『崖っぷちの涙』が特にハラハラ感もあり面白かった。叙述トリック的な趣向もあり一気読み。