あらすじ
「ランチェスター戦略」が再びブームを迎えている。その理由は、ソフトバンクの孫正義やエイチ・アイ・エスの澤田秀雄などの名経営者たちが、「ランチェスター戦略に学んで成長してきた」と公言しはじめたことと、米国流・経営戦略論がリーマンショック以降、輝きを失ってきたからだ。
そもそもランチェスター戦略とは、高度成長期に松下幸之助など、後の日本を代表する企業家たちに熱烈に支持された日本発の競争戦略論である。提唱者のひとり田岡信夫の著書は当時、累計500万部を超え、空前のブームをつくった。
本書は、ランチェスター戦略学会設立記念出版として、故・田岡信夫の「ランチェスター戦略」シリーズをベースに据え、欧米流の戦略論とは一線を画したビジネスに勝つ思考法を紹介している。田岡信夫の遺稿「他社に勝つセールス」も一部収録されている。
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Posted by ブクログ
◆ランチェスター戦略
弱者が強者に勝つための戦略論
戦闘力=兵力の質×量
※1位以外は弱者
成功企業はランチェスター戦略を知らずとも、
同様の戦略をとっている、少なくとも、反する行動はとっていない。
成功する将軍は、状況に合った計画を作成する。
計画に合わせて状況を作為しない。
◆定義
戦いとは、自らの意思の実現を妨げる障害を克服するための活動
例:領土をよこせ、はい、あげますとなれば戦いは起こらない。いやだと抵抗するところに戦いは起こる。
戦略とは勝ち方
◆基本思考
優れた組織に学び、高い目標を段階的に達成していく
まず25%を達成することを目標に努力を集中
目標とはターゲット顧客であり、売上や利益、シェアではない。
代理購買の場合、ターゲットは購入者
例:発泡酒は主婦
マーケットを決めるのはライバルを決めること。
自分のポジションを仮説でも決めなければ目標はあいまいなものとなる。
◆5つの戦略
①局地戦
②一騎打ち
③接近戦
④一点集中
⑤陽動戦
◆その他
ビジネスは必ずしも先発優位ではない。
その例が特許、コカコーラの製造方法は特許保護を受けておらず企業秘密になっている。
Posted by ブクログ
ランチェスター戦略とは、マーケットシェアの拡大により持続可能性を高めるための戦略論。競争戦略の基礎。
もっとも印象的だったこと「戦いの9原則」。
・目標
・集中
・攻勢
・機動
・奇襲
・指揮の統一
・簡明
・節用
・警戒