【感想・ネタバレ】自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門のレビュー

あらすじ

〈私とは違う誰か〉と生きるための文化人類学入門。
「家族にとって血のつながりは大切」「“日本人”とは日本人の親を持つこと」
「日本では宗教を信じる人はめずらしい」……それって本当?
自分にとってのあたりまえが、実はあたりまえではなかったことに気づく。
多様な人々と共に生きる、未来のための文化人類学入門。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

文化人類学というものを本書で初めて知りました。日常にある素朴な疑問を、世界各地の多様な文化と事例により紐解いていく内容でしたが、どれも興味深いものでした。学生の頃にこんな講義があったらぜひ聞いてみたかったです。
全く別なところに住んでいても、意外な部分で文化や風習における共通点があるものですね。面白いです。

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そこまで衝撃的な内容があった訳ではないが、改めて私の生きている環境や時代の当たり前が、実はそんなに確固たるものではないのだと考えさせられた。

特に印象的だったのは、第7章と第8章だ。

国内で外国人排斥的な動きが高まっているが、果たして「日本人」とは何なのだろうか。
何か失敗した時、運が悪かったと考える人たちは、果たして信仰宗教を信じる人たちと何が違うのか。

色々考えるきっかけになった。

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2025年10月21日

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