【感想・ネタバレ】社会人になる前に知っておくべき12カ条のレビュー

あらすじ

受験生から「小論文の神様」と呼ばれる作文・小論文の指導者であり、大学の教員でもある著者は、社会人となる前の学生に接する機会が多い。頼もしく成長し、愛すべき若者たちであるが、なかにはこのまま社会に出すのが心配な幼い学生も少なくないという。本書は、そんな学生が社会に出て損をしたり不適応になったりせずに、大人として生き抜いていくための心構えを12カ条にまとめたもの。大人の社会がどのようなルールで動いているか、どのようにそこに加わればよいのかを、具体的なシーンを語りながらわかりやすく教えてくれる。12カ条を身につければ、自分が未熟なのを棚にあげて他人を責めたり、つまずかなくてすむ。内容例として、◎取り返しのつかないような失敗をしたときどうするか。 ◎アピールすることの大切さ。 ◎正直に本音を言うよりも演じてこそ大人。 ◎自分の意見を持ち他者の価値観も尊重する。 ◎ギブ・アンド・テイクで対等になる……など。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新入社員導入教育の講師を務めるにあたって参考になることがあればと手に取った1冊。ガリガリと真剣に突き詰めて考える姿勢を求めるのではなく、合理的に気持ちを楽にして考えることで良い結果が得られる、そんな期待感を持つことができる本。
(表紙見返し)
自分が未熟なのを棚に上げ、他人を責めたり、社会に不適応になったりしないこと。
(第03条)
自分の意見をしっかり持とう。
しかし、多様な価値観も認めよう。
(第08条)
人と人はほんとうの意味では理解し合えない。
だからこそ、コミュニケーションをとる必要がある。

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2012年04月15日

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