あらすじ
数々の難題をこなし、リヒャルトと婚約式をあげたミレーユ。アルテマリスでジーク達の結婚式が行われることになり、シアラン妃として出席することに。新婚旅行ならぬ婚前旅行と大はしゃぎのミレーユだけど、その旅路が何事もなくいくはずがない!! 突然何者かに襲われ、護衛とはぐれた挙句、リヒャルトが怪我を負ってしまって!? 二人の結婚までの道のりはまだまだ遠い!? 激甘注意報発令の、新章・婚前旅行編スタート!!
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Posted by ブクログ
あまあま!!
二人とも両想いだし、婚約者にもなったし、山場を超えた安心感あり。
あとの懸念材料って・・・今までの苦難を思えば小さい小さい??
あんまり登場人物を増やしたり、
国同士の絡みを設定したりしないで、
二人の関係の勢いがあるまま完結することを希望。
Posted by ブクログ
待ちに待った新章突入。
大公の座に就いたリヒャルトの大仕事・アルテマリスと剣の誓約+ジークとリディエンヌの結婚式出席のために、アルテマリスへ向かいます。
お供をぞろぞろと引き連れて、途中、懐かしい人々を訪ねつつの旅になるかと思いきや、トラブル発生で、婚約者同士まさかの二人旅に。
毎度のことですが、リヒャルトのためになろうと必死になるミレーユと、ミレーユを心配させまいとするリヒャルト、双方の健気さがもう可愛いです。
コンフィールドのシルフレイアやリゼラントのご家族などなど、たくさんの人物が少しずつ顔を出して、なにかと賑やかな巻でした。
そしてフィデリオがキリル2号に(笑)
この人も登場したときからずっといけ好かないですが、不穏な感じがぷんぷんしますね。裏方担当だからきな臭く思えるだけだとは思いますが。
しかし、文章をかなりはしょっている(展開を急いでいる)感が否めず、普段なら2巻以上に分冊しているだろうなぁ、という流れをこの一巻に詰め込んでいるようです。
危機があって、でも二人でいちゃこらしつつ無事に山を越え……というお決まりの展開が、その分ちょっと露骨に思えるかもしれません。どんなときでも王道な展開で安心感を与えてくれるってのがこのシリーズの魅力なのですけどね。
「婚前旅行編」のプロローグが終わり、ここからまた盛り上がってくることを期待しつつ、次巻を待ちます。