【感想・ネタバレ】仲達のレビュー

あらすじ

曹操の魏、孫権の呉、劉備の蜀が鼎立する「三国志」の時代。曹操が没すると、跡を継いだ曹丕は献帝に禅譲を迫り、ついに後漢は滅んだ。皇帝となった丕は、有能な側近、司馬仲達に絶大な信頼を寄せ、次の皇帝・叡も仲達を重用した。大将軍に昇進した仲達は、北伐を企てる諸葛亮率いる蜀軍と、五丈原で対峙する。しかしそれは、「三国志」の通過点に過ぎなかった…。「三国志」の時代に幕を引いた男を描く、中国歴史小説の傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

歴史ミステリな部分がおおおおとなりました。
諸葛亮が孫権に対してめぐらせた策とか、それがどんどん解っていく様とか、面白かったです。
是非仲達後も書いて欲しいなあ。

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2012年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本でもっとも有名な中国時代小説「三国志演義」終盤の諸葛亮孔明のライバルとして名高い司馬懿仲達を主人公とした小説だ。いわば三国志演義を反対側から眺めた話といえるかもしれない。もちろん作者の考えかたが入っているので単純な別視点の話ではないのではあるが。

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2012年02月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

司馬仲達という「生き残りの達人」をどう描くのかに期待していたが、史実の列挙や創作要素(孔明が“嫦娥散”というアヘン風の麻薬を駆使する設定など)が目立ち、心理描写はやや薄め。ただ物語としては十分面白く、特に仲達と孔明の対決で、常に仲達が優勢に描かれているのは印象的だった。
斬新さと大胆さが魅力でもあり、読む人によって好悪が分かれる一冊

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2025年09月27日

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