【感想・ネタバレ】続・もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら〈デジタル版〉のレビュー

あらすじ

前作『もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら』に引き続き登場する「いきなり先生」3人に加え、今回は海外で日本語を教えることになった新たな「いきなり先生」が登場します。著者の経験をベースにしたそれぞれの「いきなり先生」の授業の実況中継を通して、外国人に「日本語を教える」際に直面するさまざまな問題を明らかにしていきます。特に今回は、教科書や教材・教具について具体的な例を挙げてわかりやすく解説しています。前作同様、肩ひじ張らずに読める内容になっています。

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Posted by ブクログ

日本語を教える上での基本的な知識はもちろん、教案や教具、教材についてもためになった。
現在、日本語教員の実践研修を受けている状況だが、実際に教えるようになったらまた読みたいと思う。

オーストラリアの外国語教育についての“All Guidelines”の「言語学習の八原則」も覚えておきたい。
学習者は(1~8)の時、最もよく学習する。
1.学習者が個々のニーズを持った個人として扱われるとき
2.自分の学習を管理できる機会が与えられたとき
3.適切な評価を得られたとき
4.コミュニケーションに能動的に関われたとき
5.ニーズと関係あるコミュニケーション上のデータ(単語や表現)を与えられたとき
6.学習を促進するためのことばの形式や使い方に照準を合わせたとき
7.社会文化的な要素を示されたとき
8.ことばや文化の本質に気づいたとき
(p131)

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2025年05月15日

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