あらすじ
私、松田実央。16歳の高校生。ひどい事をしてしまった私を逆に励ましてくれた名も知らぬ「赤い帽子の人」に、もう一度会いたい……。東京ドームや神宮球場や横浜スタジアムや西武ドームのビジター外野席で熱心に「Cマークの赤い帽子」を被って声援を送るのは、皆さん、心優しき人々……
...続きを読む
野球を知らなかった女子高生がプロ野球チーム・広島東洋カープと出会い、カープの応援を通じて成長していく…。一言で言えば、『球場ラヴァーズ』はそういうマンガだ。
そう紹介してしまうと、野球離れが続く昨今、「快進撃を続ける読売巨人軍」は出ても、「進撃する巨人」は出てこないマンガに興味を持てない方も多いかもしれない。
でも、敢えてこの作品をオススメしたい。
なぜなら、2013年10月の今、最高に読むべきマンガだからだ。
「クライマックスシリーズ初出場」と「24年間カープ一筋の天才・前田智徳選手の引退」。
カープ史に残る二大ニュースがこの一カ月の間に立て続けに起こった。
それに加え、貴方がこのカープファンのオススメレビューを読んでいる。
こんな偶然が重なった以上、運命と思いこのカープ応援マンガを手に取るべきではないだろうか。
特にオススメしたいのは、1巻の第2話。10月に引退した前田智徳が登場する回だ。
カープファンは勿論、ファン以外の方も、前田智徳という選手の魅力が存分に語られるこの話は、今一番読むべき場面と言えよう。
是非、このマンガを手にとって頂き、次は私と一緒にカープを応援して欲しい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
球場でカープを応援するファンの人間模様…何とマニアックで、今までスポットが当てられていなかったテーマでしょう。
野球素人の視点なので初心者にも(少しだけ)優しい親切設計。
カープファン、野球ファンは心を熱くすること必至です。
併せて収録されている「野球戦隊セリグンジャー」もこれまた良し。
Posted by ブクログ
カープファンなら絶対泣ける。 野球好きなら多分共感できる。 とある事情から球場に来てしまった野球なんて知らない女子高生が、コアな女性カープファンの二人と出会って、次第に野球観戦にのめりこんでゆく物語。 選手は登場せず、ファンの視点だけからストーリーが進んでゆく。 頑張ることを大事にする、頑張ってる人を応援するって、素敵なことだ。 やっぱりカープファンはやめられない。
全6巻で完結。 物語は2010-2012年に対応している。 あの頃のカープといったら....
Posted by ブクログ
これ、いいよ。ちょーいいよ。
「野球」ってものがこんなにもひとに元気を与えるものなのか。
うん、いい。しかも野球を知らない人の視点から描かれてるから、なんかこう当然敷居は低いワケで。
「野球なんかキョーミねぇよ」って人にこそちょいと試しに読んで欲しいなんて思うまんが。
Posted by ブクログ
広島カープラブ作品。
カープファンなのは、知っていましたが、ついにというか、描くべきして描かれている。そんな作品です。
なんだろう。好きなんですよねぇ。
ちなみに私は、阪神ファンなんですけど。
この作品は、高校生編。シリーズ最初ですね。
Posted by ブクログ
いじめられっ子女子が生きがいとしてカープ女子になる漫画。
前田の神格化は良くないと思う。
B級ドラマにカープ女子を取って付けたようなストーリーも大して面白く無い。野球に興味がなければ見る必要無し
Posted by ブクログ
読むのどうするかね〜、って思ってたマンガでしたが、
思ってたよりも重たい物語でした。
カープ好きだけでなく、野球好きなら分かる事も多いかろう、
って感じかなあ。
最近の選手は分からないんだけど、
確実に刷り込まれてるから、応援するならカープなんだよなあ。
樽募金、新球場の為にしてましたが、
ドームにはなりませんでしたね、
ま、しようがないけどさ〜。
Posted by ブクログ
朝日新聞で紹介されて買ったコミック。広島カープをこよなく愛する人たちを通じて野球観戦の醍醐味を描く。応援は一体、でも抱えるものは人それぞれ。
なぜ応援するのか、これからの展開が楽しみ
Posted by ブクログ
石田さんのカープと野球愛に溢れた漫画です。
応援するって、なんて楽しくて幸せなんでしょうね!(辛いときもあるけどね)
もしも。
好きなものや事を応援していて(ファンで)、不意に「あれ?なんで応援してるんだろう」など、自分の『愛』に疑問を感じたり自信が無くなる瞬間があったら、読んで頂きたい一冊です。