あらすじ
老化の原因となる物質がついに発見された! その名前は「AGE」。この物質こそが老化のスピードを決めている。NHK総合テレビ「あさイチ」をはじめ、テレビで「AGEを体にためない方法」を説いている著者による緊急出版! ☆老化物質AGEを体にためない食習慣とは―― ■食事は、時間をかけてゆっくり楽しく食べる ■お刺身・生野菜、お鍋や煮物はおすすめ ■高温で焼いたり、油で揚げたりするものは食べ過ぎずに ■サラダや酢の物やあえ物を食べてから主食を食べる ■電子レンジで「チン」は、控えめに ■人工甘味料の「果糖」入りの飲食品はAGEをつくるスピードが10倍で、要注意 ■ファーストフードを清涼飲料水で早食いするのは、最悪 ■「調理法によるAGE値の一覧表」収録 老化物質AGEの正体を解き明かし、その防止法を生活習慣全般にわたって紹介した本邦初の本。「老化の原因物質をためる生活習慣から脱却せよ!」
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
基本的にファーストフードや冷凍食品、お菓子など添加物が多いモノや加工されまくりのものは体に良くないのだな。
そのメカニズムがわかりやすく書かれていて、けっこうリアルに身に沁みました。
とりあえずベーコンとポテチをやめて、揚げ物は週に1回くらいにしておこう。
主食はコメに限る!
Posted by ブクログ
老けたくなければファーストフードを食べるな
老化物質AGEの正体
著 山岸昌一
人の体が老化するのは必ず原因がある。
最近注目されている老化物質AGEは、その原因の一つといわれている。
例えば、褐色系や黄色い物質であること。ホットケーキなどきつね色のものを対象としている。
そもそもAGEとは、タンパク質が糖化して、変質した最終糖化物質である。
血糖値を高くする作用を持つ食品ほどAGEが作られやすくなっている。
私たちの体は、まだ縄文時代のころからほとんど人体としては何の変化もしていない。
変わったものは、身近な食べ物のみ。食べ過ぎて血糖値が上がってしまう状況を作り出してしまう環境だけが変わってしまったのです。
その結果、世界では12人に1人が盗聴病を患っているのが現状。
では、どのようにすればAGEを出来るだけ抑えながら摂取することができるのか
基本的に生野菜や刺身はほとんどAGEが含まれていない。
そういった生ものを摂取することが第一前提としてあげられる。
反対に、焼き物・揚げ物・フルクトースコーンシロップといった甘い液体を含む食べ物はAGEを多く含んでいる。
また、食べ方次第で血糖値をコントロールすることもできる。
短時間で一気に食べたり、ドカ食いをしてはいけない。
ゆっくり時間をかけて食べることで、血糖値の上がり方がゆるやかになる。
AGEは、体内の血管・骨に悪影響を及ぼし、病気に至る作用を働かせる物質なので、今後とも食べる食品や食事のとり方を気を付けるべきである。
Posted by ブクログ
[2012.06読み終わり]最近話題の老化物質AGEに関する本。食べ過ぎは良くないという事がよく分かる。ただしAGEに関しては色々な事がまだ研究中なんだという事もよく分かる。
Posted by ブクログ
タイトルは、当たり前のことを伝えているが、ポイントはサブタイトル「老化物質AGEの正体」がメインテーマ。AGEの研究成果を語る一冊です。血糖値が上がり、糖尿病になり、ヘモグロビンA1cが上がる。この最終形が、AGEとのこと。老化物質が全て悪だとは思いませんが、やはり、早老になったり、早死にはしたくないなら、著者のメッセージを受け止めた食生活を図るべきだと思います。