あらすじ
自然物が持つ力を発生させることができる者――属性者。優秀な者が多いとされる炎属性を持つ紅林は、片想い中の氷属性である上司の式島と衝突してばかり…。ある日、ホテル街で見知らぬ男と歩く式島を目撃し思わず引き止めてしまった紅林。そのまま売り言葉に買い言葉でセフレになることに…!?一方、カフェで働く氷雨は、氷属性である自分を避ける常連客の炎属性・朱宮のことが鼻についていた。しかしふとしたきっかけで手が触れ合いその熱さに驚くと、朱宮から泣きそうな顔で謝罪される。その表情を見た氷雨の心にある想いが湧き上がり…?
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Posted by ブクログ
【お前の熱を教えてくれ(式島)】
エロス度★★★★★
おやおやおやおや。属性者という設定ですか。とても興味深い。
紅林と式島・氷雨と朱宮が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
炎と氷の正反対な属性者同士の組み合わせがツボで、片想い相手とセフレになる肉体関係からスタートする恋模様がたまりません。
特に式島の体にキスマークではなく紅林の手形が痕になっているのが官能的であったり、クールな式島のギャップ萌え、さらに触れ合いからはじまっていく氷雨と朱宮の交流・人に触れるのを恐れる朱宮との距離を詰めていく氷雨が魅力的で、炎と氷が混ざり溶ける情欲が素晴らしい。
待ってました!
単話売りを買いたいのを必死に堪えて単行本を待っておりましたが、内容とっても良かったです!
この一冊に2つのカップルの話が出て来るのですが、欲を言えば一冊丸ごとをそれぞれで出してくれたらもっと満足度高かったかなーと。
元々この作者さんの作品が好きなので今回もストレートに刺さりました。オメガバとかケーキバースとかよく見るけど、炎と氷属性はありそうで無かったので斬新だなーと思いました。
体温の違いで身体中に跡が残るのがとても良かったです‼︎