あらすじ
芥川賞作家の小川洋子が初めて書き下ろした漫画原作に、新人ばなれした表現力を持つ新鋭・有永イネが挑む、話題の作品第2巻にして完結巻! 火事で父を失ってから、一風変わった店主たちとともに密やかなアーケードを見守ってきた大家の「わたし」。これまで“死の縁”に立たされたお客に寄り添ってきた。が、彼女の身にもある異変が。なぜ、彼女はこのアーケードを動こうとしないのか。「わたし」が抱える重大な秘密とは?
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Posted by ブクログ
「ふたつめはない」
お父さんからもらった石鹸も、友達も、お母さんも。
壊れてしまったら、目の前からいなくなってしまったら、もう取り戻せない。二度と手が届かない。
現実のルールは厳しい。
だからこそ後悔して終わるんじゃなくて、最後まで走り抜けた大家さんはかっこいい。
また小説が読みたくなった。