【感想・ネタバレ】手段からの解放―シリーズ哲学講話―(新潮新書)のレビュー

あらすじ

「楽しむ」とはどういうことか? 『暇と退屈の倫理学』にはじまる哲学的な問いは、『目的への抵抗』を経て、本書に至る。カントによる「快」の議論をヒントに、「嗜好=享受」の概念を検証。やがて明らかになる、人間の行為を目的と手段に従属させようとする現代社会の病理。剥奪された「享受の快」を取り戻せ。「何かのため」ばかりでは、人生を楽しめない――。見過ごされがちな問いに果敢に挑む、國分哲学の真骨頂!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

論文の部分が難しかった…

「楽しむ」ということをカントの哲学や嗜好品から読み解く話。
「チェスをチェスのまま楽しむ」ような、手段でも目的でもない楽しさを享受するのが大事だよとかそういう話だった。

暇と退屈は読みやすかったな…

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2025年07月22日

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