【感想・ネタバレ】冬眠族の棲む穴のレビュー

あらすじ

25万部突破!ベストセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、二十四節気のショートショート

「甘い香りにくるまって、心ゆくまで眠ってしまおう」

今日もおつかれさまでした。
やさしい季節が心をめぐる、とっておきの物語をあなたに。

(著者より)
心もからだも冷え冷えする夜には、この本を携え、冬眠族の巣穴にすとんと落ちてください。
そんな冬ごもりのおともに、と24の小さな物語を書きました。

日常の延長にある、ほんの少しだけ不思議な世界で繰り広げられるお話を、
季節を繰るようにゆったり楽しんでいただけますと嬉しいです。

どこかにあなたがいる、やもしれません。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

啓蟄ー働き蜂
子どもが欲しいからと結婚を焦ったり、不妊治療に励む知人や同僚を見るたびに、そこまでして欲しいものなのか、と首を捻り、自分はなにかが欠けているのではないか、とすら思えた。母性なのか、生命力なのか、そういう類のなにかだ。

それは、自らの子孫は残す必要のない働き蜂や蟻と似ているかもしれない

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

それぞれに二十四節気の名前が付けられたショートストーリー。
まさに今の時期…冬の寒い季節に24の小さな物語を読みながら部屋でのんびりしたい。
日常の延長にあるような、でも少し不思議なストーリーを楽しむことができた!

お気に入りだった作品
①立春(ペンパル)
フリーペーパーに投稿された写真をきっかけに、写真を気に入った読者と投稿した撮影者が文通するストーリー。最後は動物園でばったり会う様子にほっこり。
②雨水(水生生物)
若い夫婦の水にまつわるストーリー。流産してしまった妻へ「大丈夫。この季節の水温はあたたかくて穏やかだから」と声をかける夫の優しさがしみた。
③立夏(ストレス講座)
「破片が大きければ分かりやすく負担になる。小さいストレスは気づきにくいけれど、積み重なることで、拭いきれない密度になる。たいしたことはないと言い聞かせていたとしても、それはいつしか心に重くのしかかってくる。だから、どんな小さな違和感や形にできない不安も、ないがしろにしてはいけないのだ」という文章が、今の私にはパワーワードだった。
④処暑(朝の風景)
何気ない朝の家族の風景から、夜の家族団欒の場面のストーリー。
家事をするのは母で、野球をするのは息子で…という勝手な先入観で読み進んでいたが、家事をするのは父でバリバリ働くのは母で、お菓子作りをするのは息子で、野球をするのは娘というストーリーだった。決めつけたり固定観念を持つのは良くないなと読みながら考えさせられた。
⑤冬至(マダムの時計)
「冬至は1年の底。この日を境に陽気が上がっていくことを意味するんだ」
「事態にも底があるの。底に来てしまえばあとは上がるしかないのよ。明日から春に向かうんだから」
「ゆっくり回復していけばいいの」
という言葉たちに励まされた〜〜。
短編なので、疲れた時にサクッと読めるのも魅力です♪

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SFなのか、歳時記なのかちょっとわからない。

箱入り娘の話は2回読んだが理解できなかった。
二十四節気なのでもっと季節や食べ物に触れて欲しかったです。

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2025年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
狭くて暖かい巣穴で丸まるみたいに。誰も踏み入ってこない。自分だけの場所。めぐる季節の風を胸いっぱいに吸い込んで。冬でも楽しいように。

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2024年12月04日

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