あらすじ
25万部突破!ベストセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、二十四節気のショートショート
「甘い香りにくるまって、心ゆくまで眠ってしまおう」
今日もおつかれさまでした。
やさしい季節が心をめぐる、とっておきの物語をあなたに。
(著者より)
心もからだも冷え冷えする夜には、この本を携え、冬眠族の巣穴にすとんと落ちてください。
そんな冬ごもりのおともに、と24の小さな物語を書きました。
日常の延長にある、ほんの少しだけ不思議な世界で繰り広げられるお話を、
季節を繰るようにゆったり楽しんでいただけますと嬉しいです。
どこかにあなたがいる、やもしれません。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
啓蟄ー働き蜂
子どもが欲しいからと結婚を焦ったり、不妊治療に励む知人や同僚を見るたびに、そこまでして欲しいものなのか、と首を捻り、自分はなにかが欠けているのではないか、とすら思えた。母性なのか、生命力なのか、そういう類のなにかだ。
それは、自らの子孫は残す必要のない働き蜂や蟻と似ているかもしれない。
Posted by ブクログ
SFなのか、歳時記なのかちょっとわからない。
箱入り娘の話は2回読んだが理解できなかった。
二十四節気なのでもっと季節や食べ物に触れて欲しかったです。