あらすじ
2011年6月20日、堀江貴文は収監され受刑者となった。以来、誰よりも自由を制限されている状況から、ほぼリアルタイムでメルマガを発信し続けている。手紙にびっしり日記を書いてスタッフに送付するという、アナログかつ型破りなやり方で…。塀の中でもホリエモン節は健在。獄中メシで何キロやせた? 面会にきた面々と何を語ったのか? シャバを見つめた「時事ネタ時評」と読書記録150本も収録した、前代未聞の「リアルタイム刑務所日記」。実録マンガ付き!
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チェック項目4箇所。高齢者の髭を剃ってあげたり、入浴介助したり、おじいちゃんたちはあまり体を洗わない、特にケツを洗わない人が多い……、「ガリ」とよばれる散髪係もやる。仕事していると時間が過ぎるのが早い、もっと仕事がしたい。肥満率の上昇に悩むハンガリーで、「肥満税」導入、例えば、100gのポテトチップスで約8円の税を課すようである。野田内閣早くも失言で大臣が辞任、失言で辞任するからマスコミや有権者にナメられるんだよ、失言で辞めたりするなら、石原慎太郎なんて何度辞めたのかもわからないくらい辞めているよ…‥。
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ホリエモンの刑務所生活を知りたくて読書。
軽いノリで読み始めも、予想以上に面白く一氣に読破。多くの人が経験したことがない刑務所生活がよく分かる。なにより日々朝昼晩つぶさに記録されている食事についてが笑える。献立を見て残しているのか、毎食時に書き込んでいるのか分からないが、著者の食事についての執念と(良くも悪くも)日々を肯定的に生きる態度を感じることができる。”この経験をネタに!”という生きる力のようなものに感心してしまう。
限られた環境の中で情報を集め、彼なりに分析、評論して、アウトプットしていく。やはりホリエモンは選ばれた能力ある人間だ。一方で、逮捕前から変わらぬ好き嫌いをはっきりと出してしまう点は健在で、相変わらず敵を作り続けそうだが、それも含めて著者のいい点かと。
今後は、偽善でなく、人から感謝されるような、世のため人のためになることを力を発揮して欲しい。単なる辛口コメントのタレントのような存在ではなく、社会がよくなることへぜひ力を昇華して欲しいと願う。
著者の知り合いや仲間たちとの面会や差し入れなどの厚いサポートが著者の刑務所生活を下支えしてることがよく分かる。逆に、それらのサポートがない受刑者だとどれだけ過酷な生活となるのか考えると恐ろしくなる。
時事ネタオピニオンと巻末の堀の中の書評ベスト150だけでも一見の価値あり。
読書時間:約2時間30分
本書は知人からいただいています。有り難うございます。
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実刑が確定した堀江貴文氏がモヒカン姿で人々にもみくちゃにされながら出頭し、収監されてからもメルマガやツイッターで獄中の様子を発信しつづけた、前代未聞の「リアルタイム刑務所日記」その第1弾です。
僕自身も動画で確認した2011年6月20日。自らの頭をモヒカン刈りにして人々に囲まれてもみくちゃになりながら出頭し、刑期を四分の一(刑務所用語で言うところの「ヨンピン」)残して2013年の3月27日に別人のようにやせて帰ってきた堀江貴文氏が獄中で綴った原稿をもとにツイッターやメルマガとなり、その発信内容を単行本化した第1弾が本書ということになります。
前書きで堀江氏が『獄中記には一定のニーズがある』ということを書いていましたが、不条理のきわみといえる環境の中でその人間が何を考え、どういう行動をとったかということを読むのは『生き残り』のヒントに満ち溢れていると、個人的には考えております。
ちょっとした辞書のような分厚さの本書の中には西アズナブル氏の実録マンガあり、『時事ネタ時評』あり。さらには獄中で読んだ多種多様な種類の本や映画の批評ありと、本当に盛りだくさんの内容で、これが本当に『官』からの検閲の網を潜り抜け、発信の制限が加えられた中で綴られるものなのかと思い、改めて堀江氏のずば抜けた頭の良さと、どんな状況下に陥ってもそれを『楽しみ』また冷静な観察眼を持って対処している、ということが本当にわかりました。
かつてマルキ・ド・サド公爵が永遠の問題作である『悪徳の栄え』を出版したことで風紀紊乱罪に問われ、刑務所(あるいは精神病院?)に週間された際も、サド侯爵はペンを持って書き続け、それを取り上げられると今度は夕食に饗される鶏の骨付き肉の骨を割ってペンの代わりとし、さらにワインをインクの代わりにして文章を綴っていたというエピソードを思い出しました。
文章の記述には食事に関する記述が多く、後に本人も『衛生係』に就任し、受刑者たちの食事をより分けたりするようになるのですが、改めて『閉ざされた環境』における食事の重要さがわかったような気がしました。堀江氏いわく
「これでメシがまずかったら暴動が起こるよな」
と述懐していましたが、本当にそうかもしれません。
ここで目立つのはスタッフをはじめとする周りの人々や、『ひろゆき』こと西村博之氏をはじめとする多くの著名人が彼のもとへ足しげく面会に訪れていることで、それが無ければこの母体になっているメルマガも発信できず、もっともっと孤独な受刑生活を贈らなくてはならなかったということで堀江氏はその言動等から多くの敵を作りもしましたが、それと同じくらい多くの味方を得ていた、ということが本当によくわかりました。
堀江氏が収監されている間に読んだ本は綿矢りさの『蹴りたい背中』をはじめとして、時代小説あり、マンガありと本当に多彩で、これが同じ獄中記でも佐藤優氏の読んでいた物はリストを見るだけでも頭の痛くなってくるような学術書が中心でしたので、こうしたところからも堀江氏の『人となり』がうかがえて面白かったです。
「身体は拘束されていても、精神的な自由は無限大である」
淡々と獄中生活を送っていた堀江氏の記述を読むとなんというのか…。激しい浮き沈みを経験してきた人間の人生と、どこまでも『堀江貴文』を貫いてきた堀江氏の『生き方』に思いを馳せてしまう自分がいるのです。
Posted by ブクログ
有料のメールマガジンで配信されている内容は時事ネタオピニオン・起業記・ビジネスモデル教えちゃいます塾・近況報告・Q&Aコーナー・書評コーナーなど幅広いが、この本では刑務所での近況報告・書評など限られた内容である。本ではマンガで刑務所の様子を描いている。
一言でいえば、ホリエモンはよく活動するなあ…。一方で、私、オフィス樋口は受験生を教えて忙しくなると、国際政治の研究する時間がないなど些細なことで文句を言っている。些細なことで文句を言わず、ホリエモンのように限られた時間で多くのことをこなせるようになることを今年の目標としたい。
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分厚かったので、読もうか躊躇いましたけど、
読んでみたら、あっさり読めてページがサクサク進みます。
刑務所生活は、思ってたより快適な面もあれば、
厳しい面も知ることができました。
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ホリエモンの現在進行形の刑務所体験記。とりあえず、西アズナブルさんの漫画がイイね!と、あとは刑務所の暮らしが詳しく書かれててイイね!といった感じです。
食事の紹介、情報に対しての貪欲さが刑務所の中でも顕在なとこにも注目!
衝撃の一冊でした!
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堀江氏が実刑判決を受け、収監される様子から、刑務所内での生活ぶりまで、日記形式で綴られた本。
言うまでもなく“リアル”な本で、とても面白かった。刑務所暮らしの心情なんかは、やはり体験した人しかわからないので、「なるほど。そういうものなのか」と思いながら読んだ。
他にも、担当編集者が面会での様子を書いていたり、日記と並行してストーリーが漫画化されてたり、堀江氏が刑務所内で読んだ本や映画の書評、時事ネタに対するコメントなど、盛り沢山です。
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堀江さんの獄中記で2011年6月20日から2011年末までの記録。
手紙を介して発信し続けた獄中生活の前半。11年末の部分で、来年の大晦日もまたこのまま、という部分は、ある意味切ない。
とはいえ、本日時点では、娑婆に戻られて、メディアにも登場されてますけど。
半年ぐらいで既に20kg以上減量されてましたが、やはり、異論反論はあると思いますが、堀江さんは、すごい人だと思います。バイタリティがすごい。
時事ネタに関して、与えられた情報で分析、意見を整えて発信してます。最後にまとめてある150の書籍などのレビューだけでも面白い。
引き続き、後半戦も読もう。
Posted by ブクログ
回転早く躁なパラノイアとして楽しいので、堀江ものは飽きない。食の話ばかりであるが、よく読み込むと意図していない哀愁感、ニヒリズムが味わえる。
文章はお世辞にもうまくはない。頭が良いはずなのにボキャブラリーが貧困である。修辞法も紋切り型しかない。
それでもこれは「文学」だと思わせる何かがある。
Posted by ブクログ
旧監獄法の状況しか知らず、処遇が良くなったなぁと思ってしまいました。もちろん極限状況でしょうし、それは日記の軽妙なテンポがなせる技でしょうが…。出所後どのような変化があるか、あるいは変わらずか、注目です。
Posted by ブクログ
収監中のホリエモンがメルマガやTwitterに事務所経由で発信している内容を書籍化、500ページ有るがサクッと読める。内容は時事ネタ、刑務所ネタ、食事や体調など。
有罪にはなったが多分本人は何も悪いことはしていないと思っているので反省は全くなし。たまに凹む様子は見せるがある部分は楽しんでるようにも見える。やはりただものではないんでしょう。
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50ページぐらい読みましたが、刑務所生活ゆえ毎日が単調でちょっとすでに飽きて来ましたが、刑務所の話なので貴重な情報がいろいろ書いてあります。絶賛放置中の一冊です。
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思っていたより面白かった(^^) ホリエモンの獄中日記。拘束されて大変だろうけれど、前向きに書かれているから楽しく生活しているように感じる!?合間に入る漫画に内容が集約されているので、漫画だけ読んでも楽しめる♪
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刑務所内の生活がどの様なものか分かり興味深い。
人は未知のものを知りたいという欲が有ると思うが、この本はそれに応える物だろう。
食事が克明に記載されているのがいいな。
そして堀江さんの当時の時事に関する考えが読めるのもいい。
Posted by ブクログ
ホリエモンが刑務所での生活をかいたもの。
分厚いので読む気になれなかったが、長い休みだし読んでみた。
刑務所での食生活はバランスが取れていて、想像していたよりも悪くない。
クリスマスにはケーキも出るようだし、年末年始にはそれなりのご馳走も出るようだ。
過酷だなと感じたのは、運動のあとにお風呂に入れないことや、夏でも毎日お風呂に入れないこと。
それから、好きな時間に水分を取れないことだった。
トイレットペーパーが硬いというところも些細なことだけれど、毎日のことなので大変そう・・・
しかしそういう環境におかれてもホリエモンは刑務所の仕事も真剣に取り組むし、本を読んだり、新聞を読んだり、自分の原稿を書いたりよく働く。
成功する人って基本働きものだし、前向きなんだろうな。
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まあ、ただの日記なのでそこまで面白いものではないですねぇ…著者のファンというのなら楽しめるのかもしれませんけれども、僕はそこまでじゃないので…。
ヽ(・ω・)/ズコー
なんつーか、本書を通して堀江氏は非常に寂しがりやということが判明しましたかね! いや、僕はまだ刑務所に入った経験がないので分かりませんけれども…ここまで寂しがるかなぁ? と。いや、寂しがるか、やっぱし…。
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなわけで本書を通して堀江氏が非常に人間好きであることが分かりました! 部下と言えばいいのか、編集者の後記? みたいなものも収録されていて、そこで堀江氏の人柄を編集者なりに分析されているんですけれども、彼もまた堀江氏を非常に人間好きの人物だと評しているようで…。
ヽ(・ω・)/ズコー
続刊もあるみたいですけれども、同じような日記が続くだけだと思いますので多分読まないかと…。あ、本好きの自分としましては巻末に収録されていた堀江氏の書評が一番楽しめましたかね!
そんなわけで、さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
Posted by ブクログ
あのほりえもんが刑務所時代に獄中から発信したメルマガをまとめて作られた一冊。まず、刑務所からでもここまで精力的に情報発信して、本まで出版しちゃうって、やっぱすげーなって思った!そして、大変まじめに刑務所生活を送りながらも、仕事や情報に対して敏感で貪欲なほりえもんのすごさを感じる。
Posted by ブクログ
「今更感」はあるけど、読んでみたかったので。
収監されてからその年の暮れまでの獄中記。
2年前の出来事を振り返ることができた。
なるほど、刑務所暮らしは食べることが大きな楽しみらしく、一日も欠かさず、一食も欠かさず、さらにはおやつや「特食」といわれるイベント時の食べ物まで記録されている。
「『官』は季節や行事には敏感に反応する」というホリエモンの刑務所の食事に対する感想は多くの刑務所経験者の言っていることと全く同調していて面白い。
巻末の「書評ベスト150」はそのほとんどが漫画なので、私の参考になったのはわずか2冊だけだった。
Posted by ブクログ
堀江氏の獄中日記。
淡々と日々が語られ、実に生々しい。そして、規則正しい生活・食事・運動・労働等、むしろ刑務所の中にいる方が、塀の外よりも案外「良い」生活かもしれないと思ってしまう。
そして単調なように思える日記を読み進めていくと、彼の人柄みたいなものが滲み出てくるのが不思議。やはり人を引き付けるだけの理由がある人なのだ。
本書中に掲載されている漫画は、日記の内容そのままの繰り返しで、全く必要性を感じない。挿絵を描いてもらった方が良かったのでは??
Posted by ブクログ
刑務所での生活がこと細かくリアルに綴られていて、文体が堅苦しくないこともあってサクサク読めました。
ごはんは大事、っていうのが文章からもひしひし伝わったし、いくつか食べてみたいメニューも。
巻末のブックレビューが興味深く、読んでみたくなった本(ほとんど漫画だけど)もいっぱい。ホリエモン幅広く読んでるなぁ…
★義男の空
★累犯障害者
★劇画漂流
★サマヨイザクラ
★ロッカク
★縁側ごはん
★鉄道未完成路線を往く
Posted by ブクログ
ホリエモンこと堀江貴文の刑務所での暮らしを記録した本。
毎日の食事内容や労働が細かく書かれている。
一日一人当たりの食費は300~400円なんだとか。
バランスが良く(変な組み合わせもあるが)、美味しそう。
その時々のニュースにコメントしているのが面白くて、個人的に好き。
Posted by ブクログ
そんなに悪い人には思えませんでした。一日も欠かさず、細かい所まで丁寧に書いてあるので、尾崎秀実の「愛情はふる星のごとく」を思い出しました。
巻末に刑務所で読んだと言う、本の一覧があるのですが、8割マンガなのには驚きました。
Posted by ブクログ
いま長野刑務所にいる ほりえもん の獄中報告。
けっこう健康的な生活をしているようで、
ダイエットも順調に進行中。
三食のメニューが忠実に報告されれるあたりは、
かつてのブログを見ているよう。
オリンパスの扱いに「ちょっと差別しすぎ!」との意見は
わかるような気がする。
ちょっとはお金にたいする見方をかえるかと思ったら
あんまり変わってないみたいだな~。
Posted by ブクログ
刑務所モノに興味があるので購入。
所内での生活が面白おかしく書かれており、非常に読みやすい。
収監されてもそれをビジネスにするとは、この人の発想には天才的なものがあると思う。
ただ、やはり反省する為の刑務所生活を面白おかしく書くことを良く思わない人は多いと思う。
私はホリエモンがライブドア社長だったときのブログを読んでおり、この人の文章が好きだったので、まぁ楽しく読ませてもらいましたが・・・。