あらすじ
中村憲剛が考える“才能の正体”
「才能」とはいったい何なのか? この難問に元サッカー日本代表にして川崎フロンターレのレジェンド、中村憲剛が挑む!
J2のテスト生からサッカー日本代表へ這い上がった中村憲剛の「才能論」。
天才じゃなくても勝つ方法はあるし、才能のかたちに限りはない。
「才能がない」と思っていませんか?
飛びぬけた才能はいらない。
小さな才能も集めれば大きな才能になる!
中村憲剛(なかむら・けんご)
1980年10月31日、東京都生まれ。東京都立久留米高等学校を卒業後、中央大学に進学。4年時は主将として関東大学サッカーリーグ2部優勝を果たし1部に復帰。2003年、テスト生として参加していた川崎フロンターレに正式加入し、04年にトップ下からボランチへコンバート。この年、J2で優勝し、J1に昇格した。06年、A代表に初選出される。同年、Jリーグベストイレブンにも選出され、以降5年連続を含め、計8回ベストイレブンに選出。10年、南アフリカワールドカップに出場。16年、歴代最年長の36歳でJリーグ年間最優秀選手賞を獲得した。21年に現役引退。国際Aマッチは68試合出場6得点。
目次
はじめに
Chapter1 「才能」とは何なのか
Chapter2 天才少年はなぜ消える?
Chapter3 変わることを恐れるな
Chapter4 自分のやり方を探せ
Chapter5 ブレイクの理由
Chapter6 才能の方程式
おわりに
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アオアシと一緒に読んで欲しい!
バルセロナの完成されたサッカーを、未完成なユース達が試合中に自ら考えながら攻略していく。
この本に書かれている内容は、今描かれているアオアシに反映されてる!?
(きっと小林有吾さんと中村憲剛さんが共鳴し合って、ストーリーが形成されているはず)
今読めたことに感動しています。
ぜひアオアシ好きな人は今読んでください。
中村憲剛さんは決してもともと身体的に恵まれているわわけではなかった。
だから、身体の大きな相手とどう攻略するかを考えることになった。
選手は望まないポジションへコンバートされることがある。
それに応えないと監督は使ってくれない。
チャンスを成長の機会と捉え、与えられたポジションをやってみる。
自分で気付いていない才能が発揮されることもあるし、仮に上手くいかなくても引き出しは増える。
上手くいかないときも考えながら、自分を環境に合わせ続ける。
それが長く活躍する選手に必要な才能の1つだと感じました。
イチローさんも「上手くいかないときに、上手くいかない中での100%を出し切る」ことの大切さを説いていました。
何事もいつも上手くいくわけではない。
もしかしたら失敗の方が多いかもしれません。
その中で次に活かすために考え続けていく。
それしかないですね。