あらすじ
元検事で元弁護士、そのうえ美貌と才能まで持ち合わせた男、芽吹章は、暴力・脅迫・強制、このみっつが反吐が出るほど大嫌いだ。弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人として、『芽吹ネゴオフィス』を経営している。そんなある日、芽吹の前にひとりの男が現れた。しかもヤクザになって!! 兵頭寿悦──できることなら、二度と会いたくない男だった……!
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良かったです〜!
主人公の性格が無理そうならすぐ読む気が失せる私なのですが…ビックリするくらいすぐ読めました。
あぁ、よい。
小説のランキングで上位にあるのでなんとなしに買ってしばらく放置していた私を叱りたい、本当に良かった、語彙力ください。
溺愛×ツンツン(人のために一生懸命になれる健気な人)のこのコンビ。最高でした。
王道ですね。ご馳走様です。
もっとください。お願いします。
良い意味で予想外
あまりBLは読まない方ですが、これは面白かったです。交渉人芽吹は、頭が良いのに隙だらけで、ヤクザの兵頭は、スジモンなのにやけに人間臭い。色恋以外のドラマの部分もきっちり書かれているので、ラノベ感覚で読めるし、ストーリーもかなり面白い。登場人物一人一人がとても丁寧に描かれていると思いました。…まぁ実際には、あんな人間くさいヤクザ屋さんはいないんだろうけど。続編も同じく面白いです。
匿名
やっぱり、無理矢理に体だけ繋げようっていう強引というか傲慢というか、そういうのが苦手なので読むのがちょっとしんどかったけれど、なんだかんだで受けの方が「気持ちいいから仕方ない」みたいに納得しちゃってるとこあったので(笑)これはこれで良いのかなと、少し気楽に読めた(かなり終盤だったので、ずっとしんどかったけど)
受けの家庭環境とかひどかったし、父親の遺書の内容は「はぁ?」だし。
けど、攻めの方もまだ語られてはないけど、色々ありそうだし。
きっとこれから、もっと面白くなっていくのかなと、期待を込めての☆4とさせていただきました・・・。
二人の会話のテンポとか、受けの交渉の時の話し方とか、そういうのは面白くて良かった。
Posted by ブクログ
安定の榎田尤利の面白さ。ビーエルと探偵というか交渉?シーンの比率がちょうど両方を楽しめるぐらいの割合になっていて、上手く作られてるなーと思ったのが率直な感想。ビーエル以外の部分がここまで面白いのは本当に榎田尤利だからこそ。SHY1冊でボリューム感もたっぷり。2人がすぐにくっつかない微妙な関係性だけどもやおってるのもいい!