あらすじ
小説・伊良部シリーズでお馴染み、奥田英朗の爆笑旅エッセイ。担当編集者にそそのかされ、まずは北京五輪の星野ジャパンを生観戦。松井移籍初年のNY、楽天イーグルス地元開幕戦の仙台…愛する野球とあらばどこまでも。珍道中は続き、念願だったフジロック参戦で豪雨の洗礼。灼熱の愛知万博。娯楽の域を超えた富士急ハイランドの絶叫マシン「ええじゃないか」。讃岐うどん食べ歩きのはずがお遍路苦行ルポ…100%脱線するユル~い大人の遠足隊。笑えます!
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Posted by ブクログ
今までも「野球の国」「港町食堂」と奥田英朗の紀行エッセイを読みましたが、この人の紀行エッセイは掛け値なしで面白いです。
この作品も北京五輪の星野ジャパン観戦記などの野球旅の他に、愛・地球博やフジロックフェスティバル、富士急ハイランドにジェットコースターに乗りにいったり、香川に讃岐うどんを食べるついでにお遍路をしたりとドタバタ旅の様子が紹介されてます。
この人の紀行エッセイを読むとほんと旅に出たくなるなあ。それとやっぱり文章の雰囲気が「水曜どうでしょう」ちっくですな。
Posted by ブクログ
予想以上におもしろかった。北京の星野ジャパンを酷評したかと思えば、松井を見にニューヨークへ行き、仙台では、楽天の開幕戦にエールを送る。やきうを愛しているのが伝わってくる。でも、一番おもしろかったのは、編集者と行くフジロック。ロックはよくわからないけれど、大人の遠足、いいなぁと思った。
Posted by ブクログ
「延長戦にはいりました」が好きなので、今回も期待して読みましたが、少々期待はずれ。
奥田さんが行ってみたシリーズ、みたいな感じ。北京五輪、フジロック、お遍路、などなど。
そもそも私は野球にそんなに詳しくないので、最初から疲れてしまいました。
時々、ドキッとするようなことが書いてあって、そこはさすが奥田さん!と思いました。
Posted by ブクログ
「空中ブランコ」(伊良部シリーズ)の奥田英朗さんのエッセイ。野球編と遠足編に分かれ、野球編は北京五輪の星野ジャパン、メジャーリーグ(NY)、楽天の仙台ホーム初戦、遠足編はフジロック、愛知万博、富士急ハイランド絶叫マシン、お遍路。野球とロックへの思入れは強いらしいものの、愛知万博以下はほぼやる気なし。「用もないのに」というタイトル自体がやる気がないし。こういう軽さが好きな人もいるのでしょうけどね。