あらすじ
中学の国語教師・檀(だん)は、猫を愛する奇妙な2人組の小説原稿を生徒から渡される。さらに檀は他人の明日が少し観える力を持つことから謎の集団とも関わり始め……。作家生活20周年超の集大成。一大エンターテインメント長編!《解説・大矢博子》
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Posted by ブクログ
10/20くらいから10/23
面白かったー!!!手が止まらない!!
最初のネコジゴの話面白くて、これが本編じゃないんだ〜しょんぼり…ってなってたら!!まさかの!!!
特異体質な設定から、キャラクターに背景に、散りばめられた要素に…無駄なところがない感じで、とてもよかったな。終わり方もホワイトラビットみたいなモヤモヤ感もなくて、伊坂幸太郎のこと好きになった。かも。
結局今をどう生きるかだよね〜う〜ん。
マンクスはかわいい。
Posted by ブクログ
一度読み出すと止まらない…
自分の言動は誰か創作者の手によって操作されているような気がすると話す登場人物がいて、
ドキっとしちゃいました。
小説そのものの良さを最高に活かした作品で
すごく面白かったです。
ニーチェについては名前しか知らなかったので、
この機会にどんな哲学者だったか調べてみようと思います。
Posted by ブクログ
相変わらず読みやすい。現実と小説が重なるところは本当にわくわくする。ワクワクさせるのがうまいなぁと思う。あと、実写化して欲しいなぁ。ロシアンブルとアメショーのキャラがいいから、動いたら楽しいだろうなぁ。アメショー、ハラショー、松尾芭蕉
Posted by ブクログ
"難しさ"が一切ないから一気に読める、エンターテインメントな作品です。
今どき珍しく、登場人物一覧なんかあったりして、どうしたの、と思いながら読んでたけど、読み進めると、なるほどな!と思わず声が漏れるほどの構成でした。私もテロ解決後のその後、"彼ら"の「その後」が気になっていました。しっかりかゆいところに手が届く書きっぷり、読者を置いてかない秀逸さ、さすがです。
面白かったなあ〜。あっちの世界とこっちの世界行ったり来たり、で結局、小説の世界なのか、現実の世界なのか、真相わからないままなのに、なんかわからないけど続いていくんだね。続編が出たらまた読みたいです。
Posted by ブクログ
伊坂さんらしく、無理くり現実感出さないで、フィクションはフィクションのまま楽しんでね!という割り切ったストーリーだったと思う。主人公の特殊能力しかり。
すごく何か残るってわけではないけれど、程よい謎解きストーリーという感じで楽しめました。
3.5