あらすじ
孤児として、伯母に育てられたジェーンは、虐待され、ローウッド寄宿学校にいれられる。そこで八年を過した後、広告を出し家庭教師として赴いた先に居たのは子供と家政婦だけだった。散歩の途中助けた人物こそ、屋敷の主人ロチェスターであると知ったジェーンは、彼と名門の貴婦人とのロマンスを聞き、胸が騒ぐ。
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Posted by ブクログ
また読みたくなり、数十年ぶりか再読
カバーは映画の1シーン ジョーンフォンテーン
ハリウッドらしき映画、そうそうたるメンバーが登場する。
主人公の、頭をしっかりあげて生きている所がいいな
あの時代にね
女性の自立して生きようとする姿と、貴族の世界とそこから離脱する姿 両方を同時にえがこうとしているのか
いくつもの視点で読める本であり、見れる映画かも。
映画は今見るとどう感じるやら
Posted by ブクログ
いっきに読んでしまった。
会話が現代では考えられないほど回りくどいし、聖書等の引用が多くて理解しにくいのになぜこれほど引き込まれるのか。
サスペンスを読んでるのか?それとも少女漫画?
読みながら自分が何を読んでいるのかわからなくなりながらあっという間に読み切ってしまった。
下巻でどういう展開になるのか。
それはそれとしてジェーンは孤独なのか?孤独ってなんだ?
ロチェスター氏にとってジェーンは「おもしれーオンナ」ってとこか。
2人のやりとりと、ジェーンのやけに冷静に自分を落ち着けようとしてるところとか、なんかもう少女漫画読んでるような気持ち。身分違いを受け入れてるからこそなのか?
Posted by ブクログ
主人公ジェーン・エアの友人ヘレン・バーンズの存在がとても強く印象に残っている。
『辛いことがあってもそれを避けることができないのなら耐えることが義務、忍耐をしなければいけないのがあなたの運命。』
『憎しみにうち勝つ最上のものは暴力ではない、傷を癒やす最良のものは復讐ではない。』
現代に生きるわたしの心にもなにか響くものがある言葉たち。
後半、ジェーンが主であるロチェスターに恋をした時にもこのヘレンの言葉を思い出す。
「あなたは人間の愛を、あまり重要に考えすぎているわ。あまりにも一途すぎるわ。はげしすぎるわ。」
Posted by ブクログ
コレクターズ版世界文学全集、訳は同じ方。装丁が素敵。
ながーらくなんとなく知ってるだけでしたが、いや、こんなに魅力的なお屋敷小説だったなんて。
初めのうちのイギリス中上流、女学校の暮らしぶりもそうですが、家庭教師目線の小説は読んだことなかったので。
いや、そもそもあまり名作って読んだことないので、全てが新鮮。こんな面白いなら、小学生のうちに読んでおけばよかったです。
なんでだろ、訳が良いのか、結構超えちゃってるとこもあり。
後半は彼がうざかったですが、大団円でよかった。