あらすじ
激化する独ソ戦のさなか、赤軍の女性狙撃兵セラフィマが目にした真の敵とは──デビュー作で本屋大賞受賞のベストセラーを文庫化
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Posted by ブクログ
戦争史はほぼ初めて読みました。
あまりに面白すぎたという結論。
日本史選択で戦争史を学んだ時には結果メインだったので過程はほぼ知らずでした。しかし戦争史こそ各国の思惑や思想、有能な人物の活躍があったある意味素晴らしい時代だと思います。
特に独ソ戦に関してはほとんど敬意を知りませんでした。当時ドイツは味方でしたがここまでソ連が恐ろしい(?)、強い結果とは、、
女性を戦争で使うというのも面白い発想です。男尊女児が現代ではなくそうとしていますが、もし戦争になったら平等に徴用されるんですかね。
改めて男女平等の意味を考えさせられました。
戦争史は死が当然だったこともあってドラマチックな物語を作りやすいです。メタ的な思想ですが、それゆえに素晴らしい作品が多いのだと思います。
改めて今の日本や世界がどうしてあるのか、太平洋戦争とは如何なるものなのか、これからの人生で考えていこうと思います。
素晴らしい作品でした。
Posted by ブクログ
ページ数も多く内容も重たいので、読むのはかなりハード。
しかし、それを上回る満足度だった。
やはり、セラフィマがミハイルを撃つシーンが印象的だった。
Posted by ブクログ
セラフィマが女性を守りたいという自身が戦場に立つ意味を最後まで貫いてミハイルを打ったシーンが印象に残っています。
狙撃兵という1人の技量だのみの兵科でさえ周りに影響されて変わってしまうことが恐ろしかったです
Posted by ブクログ
長かった。長い戦争だった。後書きまで入れて大体600ページ。最後に文を寄せた高橋源一郎さんは割とスラスラと読まれたみたいだが、私は息も絶え絶えに読み続けた。
読み始めて苦労したことの一つが、戦争や武器の用語に馴染みがないこと。人物の多さと、名前にも最初は苦戦した。徐々に慣れていったから、あまり間を置かずに読み続けられれば、もう少しスムーズに読めたかもしれない。苦手な人は、メモをとりながら読むのもありかも⁈
結局は狙撃兵の物語だから、生々しい描写も多かった。映像だったら、目を伏せてた。
幼馴染と戦後を生きる結末もありかと思ったら、そんな安易な結末は待ってない。それどころかの展開に呆気に取られた。
とにかく読み終わってホッとした。この分厚さを読み終えたという達成感も含めて。
戦争反対を叫ぶと「お花畑」と揶揄されるが、例えフィクションでも、この物語を読んだ後では「そういうあなたは戦争の何を知ってるの?」と言い返せる。戦争とは、結局のところ人を殺してナンボ…なのだ。敵も味方もない。
若き日を戦時下で過ごした亡き両親の言葉を思い出す。人殺しも戦時の性暴力も全ては戦争という状況が招く。勿論、戦争がなくともそういう犯罪がないとは言えないが、多くの人の道徳心や良心を凌駕するのが、戦時下の意識なんだと思う。そして言った「だから外交(努力)が必要なのだ」と。
これから読む人は覚悟を決めて読んで欲しい。そして、なまじ中途半端に読まず、しっかりメッセージを受け取って欲しい。
Posted by ブクログ
戦争小説は永遠の0以来で
詳しい戦車や銃の名前は分かりませんでしたが、
それでものめりこめてしまいました
女性狙撃兵が自身の戦争で倒すべき目標を明確にし、
最後はまさか自分の幼馴染を撃ち抜いたシーン
敵はなんなのか。ドイツなのか。
自分の信念を貫いた彼女に衝撃を覚えました
戦争の残酷さは言わずもがな、
少女1人の成長を実感できる物語でした
Posted by ブクログ
もっと硬派なストーリーを想像していたけど、意外とライトで、良く言えば読みやすかった。最後に幼馴染を射殺して、百合展開に発展するのは予想外で面白かった。