【感想・ネタバレ】おきざりにした悲しみはのレビュー

あらすじ

「おれはもうおじさんではなく,おじいさんだ」――様々な思いをおきざりにして生きてきた長坂誠,65歳.その運命の歯車が或る姉弟との出会いから動き出す.おきざりにされた者など,いない.生きていくかぎり,ささやかでも希望が生まれ,その旅は続いてゆくから.吉田拓郎の名曲にのせて贈る,昭和の香り漂う令和の物語.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

お母さんが子ども二人を置いて、すぐ帰ってくるからと出て行った。
『水車小屋のネネ』といい、最近は男絡みで子どもを置いていくのは珍しいことじゃないのかなぁと思った自分は、偏見の塊だった。
長坂誠のように愛から行動できる人でありたい。
読みやすい文体で、原田宗典さんが16歳の頃から目指した「水のような文体」はまさに。
高校生のとき、原田宗典さんのエッセイを知り、特に『17歳だった!』は母校が舞台で大笑い。以来30年近く好きなので、原田宗典さんが復活してくれて本当にうれしい。
物語は原田さんご自身の経験も含まれるのだろうかと想像しつつ、岡山弁は亡くなった父を思い出させて、脳内で岡山駅東口や二号線も描きながら読めた。ひどく理不尽で辛い出来事の中にも、人の優しさやユーモアがあり、読めたことがうれしく思う。
原田宗典さん、編集者さん、出版社さん、ありがとうございます。

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2025年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どんだけぶりだろう、ハラダムネノリ
学生の頃大好きだったんだ
劇団も見に行ったな〜(遠い目)

本作の主人公が
その頃作者に持っていたイメージと重なって
読みながらなんだかしんみり

隣のほったらかされてる子供達を
助けてあげるオジサン
誰が書くかで
これ全然違う話になりそうだし
どこに焦点当てるか
誰目線かでも感じ方も変わりそうだけど

なにしろハラダムネノリだもの
信じて読める

お願いだから
嫌な話にならないで
オジサン酷い目に合わせないで
と祈るような気持ちで読み進めた

ネグレクトかと思われたけど
お母さんも悪い人間ではなかった
優しさや心遣いがちゃんと
人を助けて報われてよかった

実社会はそうとは限らないからこそ

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供達が天才だったり、ラストで母親が急に人が変わったりだとか、都合のいい感じはあるが、主人公の人柄の良さに救われる。幸せは他人のために行動することで得られることを実感した。

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2026年02月02日

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