あらすじ
櫻林院侯爵家の跡取り候補として、三峯邦彦は櫻林院家を訪れる。そこで数年ぶりに従兄の千早の姿をみつける。幼い頃は実の弟のように千早に可愛がってもらった。だが、いつしかふっつりと千早は人前から姿を消していたのだ。なぜ嫡男である千早が家督を継がないのか? 疑問を胸に抱きつつも、邦彦は櫻林院家を我がものにすると堅く心に決めていた。爵位や財産がほしいわけではない、だが、どうしても手に入れたいものがあったのだ!
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Posted by ブクログ
★3.5。幼い頃、共に暮らしたことのある従兄弟同士。
攻めがひとつ年上の従兄がほしいがために、華族である受けの家の養子になろうと画策する。受けも病弱で対人恐怖症のため、家を継ぐのは攻めの方が良いと考えている。
再度、共に暮らすうちに、ふたりの距離は縮まってきていい雰囲気に。しかし、社会復帰の一環として受けが女装して社交界に参加していたところ、偶然居合わせた攻めがキレて、強姦、さらに逃げようとした受けを監禁。
おま、こんな過激な性格してたのかよ?!ってくらい非道なんですが、受けが心を病んでしまって、攻めが懺悔する姿にすっきりしました。