【感想・ネタバレ】エス 裂罅のレビュー

あらすじ

警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。大物ヤクザでありながら椎葉のエスである宗近。宗近に特別な感情を持っていることを意識しつつも、刑事というポジションを選んだ椎葉。互いを想いながらも、ふたりはエスと刑事という関係を守ることを誓っていた。そんなある日、椎葉の前に現れた謎の青年・クロによって、すべてが狂い始める! 罪と罰。そして、贖われるべきものとは?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

突っ走る椎葉に目が離せない

・椎葉がクロにピアスを開けられる場面が性癖にブッ刺さりました。麻酔や消毒もなしに無理やり開けられるのでかなり痛そうでしたが‥。宗近が血を入念に舐めとろうとして椎葉が嫌がるシーンも込みでサイコーでした。
・椎葉と宗近が五堂に見られながら致すシーンもめちゃくちゃ刺激的でドキドキしました。五堂とは趣味が合いますわ。そしてやっぱり五堂は宗近のことが潜在的に好きなんだろうなと思います。(もちろんそんな簡単な言葉では言い表せないですが)
・その後、宗近がエス登録の抹消を申し出る場面も良かったです。あの剛胆不敵な宗近が、椎葉に危険がせまることが心底怖いと語るところに心を揺さぶられました。愛は人を臆病にするんですよね、教科書で読みました。そんな宗近に対し、自分の身勝手だとはと承知の上で、絶対に離れたくないと涙ながらに迫る椎葉の迫力も良かった。椎葉は普段は精一杯強気でストイックだけど、宗近に対しては虚勢が崩れまくってるのが愛おしい。
・最後はかなり気になる感じで終わりますが、4巻も同時購入で即読みなのでノープロブレムでした。椎葉は思い込みが激しいし無鉄砲ですが、どこまで突っ走れるか着いて行きたくなる魅力があると感じました。

#ドキドキハラハラ #カッコいい #萌え

0
2023年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

裂罅は最初に読んだとき泣いてしまったくらい感情移入した。タイトルにひびとあるように、2人の関係にも、物語の展開にも大きな節目が訪れる感じ。一番盛り上がってる巻はこれじゃないかな。言葉で言い尽くせないくらいこのシリーズには感謝してる。

0
2011年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容は引き込まれるけれど、この回の終わりがはっきりと「続く」終わり方だったので、完全燃焼していないという意味で★4つとしました。

で、実を言うと、英田サキさんは好きな作家さんだけど、奈良千春さんの絵は少し前までちょっと苦手だったので、敬遠していたシリーズ。
だけど、いろんな作品を読んでいるうちに、奈良さんの絵は作品をさらに生きたものにしていると感じた。そしてエスシリーズを見て、奈良さんのうまさを改めて実感。

ストーリーの方は、本カプの宗近×椎葉よりも、義兄の篠塚の方が気になる!
「裏管理官」ならぬ「裏の主役」だと思う。

ただ、五堂が本筋だったからか、公安(監察)が出てきた割には、公安の方はあっさり片がついたような…

0
2013年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

回を追う毎に、椎葉の無鉄砲さと詰めの甘さにイラっとしちゃうん
ですが、今回のイライラももう結構な感じでしてー。
この広げまくった風呂敷を一体どう処理するのかとワクワク
してたら……

まさかの極悪な引きで次回へっ!?

ちょっ……えっ……!?
今まで、エス→エス-咬痕-ときて、全部1冊完結で持って来といて、
ここにきて、まさかの次巻へ続くですかっ!?
そりゃぁ、ねーだろー……と思いながら、思わず次の巻に手を
出しちゃいましたよ。
そういう感じで、一気読みしちゃえるくらいには、続きが気になる
終わり方をしてます。今日が休みで本当によかった…。

0
2012年05月01日

「BL小説」ランキング